自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能セミナー
一般財団法人日本品質保証機構(JQA)が、2026年9月16日に自動車業界内で注目される「車載機器のEMC性能」セミナーを開催します。このイベントには、トヨタ自動車、日野自動車、ダイハツ工業の3社から専門家を招き、最新の技術動向と規格についての貴重なプレゼンテーションが行われます。
セミナーの目的と背景
近年、カーボンニュートラルやモビリティの進化に伴い、自動車の電動化や自動運転技術が加速しています。それに伴い、電動車両(xEV)や燃料電池車(FCV)に対するEMC(電磁両立性)性能が以前にも増して重要視されるようになっています。EMCは自動車の安全性や機能性を確保するために欠かせない要素であり、車載機器の設計や評価において必要な知識を深めるためのこのセミナーは、業界関係者にとって非常に価値ある機会と言えるでしょう。
セミナーの詳細
セミナーは、以下のようなスケジュールで行われます:
- - 日時:2026年9月16日(水曜日)13:00〜17:00(12:30開場)
- - 場所:秋葉原UDX(UDXギャラリーネクスト カンファレンス NEXT1)
- - 定員:120名(技術交流会は40名)
- - 参加費:無料
参加者は、業界内の他の専門家と情報を共有する技術交流会にも参加可能です。この機会に最新の知見を得て、同時にネットワーキングを図ることができます。
講演プログラム
1. 自動車のEMCの規格動向とSDV開発にむけた取り組み
講師:トヨタ自動車株式会社・野島昭彦様
トヨタ自動車のEMC型式認証基準であるUN-R10や、様々な技術規格の改正動向について解説が行われます。また、SDV(ソフトウェア定義自動車)のEMC性能開発についても触れられ、業界の未来像が示される予定です。
2. 最新の自動車EMC動向と日野自動車の取り組み
講師:日野自動車株式会社・水谷博之様
日野自動車が取り組んでいる、共通の評価手法を用いたEMC品質の確保に関する最新事例について紹介されます。特に、先端技術に伴うEMC課題へのアプローチが興味深い内容となっています。
3. JASO D019/D020 とEMC不具合事例に学ぶ試験品質確認のポイント
講師:ダイハツ工業株式会社・谷川茂忠様、米澤稔浩様
JASO D019とD020を用いて、自動車部品に求められるEMC評価の考え方や、実際に発生した不具合事例からの学びを共有します。試験品質の維持がどう重要であるかも強調されます。
4. 自動車EMCの課題とリバブレーションチャンバーの最新動向
講師:JQA・塚原仁
自動車EMCに関する国際規格の新動向と、リバブレーションチャンバー法の優位性についての技術的な知見が提供されます。
参加対象
今回は、主に自動車部品製造業におけるEMC試験関係者を対象としています。特に研究・開発・設計・品質保証等の技術者にとって、大変有意義な経験となるでしょう。
申込み方法
参加を希望される方は、JQAの公式ウェブサイトから申し込み手続きを行ってください。定員に達し次第、受付が終了となりますので、早めの申し込みをお勧めします。詳細な情報や注意事項もそちらでご確認いただけます。
この貴重な機会を通して、自動車業界の技術者たちが一堂に会し、最新の知見を吸収し合う素晴らしいセミナーとなること間違いありません。