ボカロ音楽の専門レーベル「KARENT」が、4月10日から16日にかけて新たに9作品を配信しました。音楽ファンにとって、この情報は見逃せないものです。それぞれの楽曲には、創作者の熱い思いや独自の世界観が込められており、ぜひお楽しみいただきたいと思います。
新作アルバム一覧
まず、4月11日にリリースされたのは、奏音69による『巡音ルカの知らない世界』です。このアルバムは巡音ルカの16年目の誕生日を祝うもので、書き下ろしのテーマソングが収録されています。バーチャルシンガー版と、浅川悠さんらによる歌唱版の2バージョンがあり、どちらも聴き応え満点。クリエイターのコメントからも、彼女との16年間の関係を大切に思う気持ちが伝わります。
続いて、同じく4月11日には、あくたりが手掛け、重音テトがボーカルを担当した『生き辛くってしょうがねぇ』のロックナンバーが登場。この楽曲は理想と現実の狭間で葛藤する人々の心情を描いており、その爽やかなサウンドと複雑な曲構成が印象的です。
4月12日には、初音ミクの声で聴くことができるdorikoの『花の便り』がリリースされました。この楽曲は、春の観光キャンペーンをテーマにしており、満開の桜の景色を想像させる優れたバラードに仕上がっています。クリエイターのコメントにもあるように、聴き手は実際に弘前や函館の桜を見に行きたくなることでしょう。
4月16日には、DECO*27の名作『弱虫モンブラン (Reloaded)』が新たに登場。原曲のテーマを踏襲しながらも、ループ要素を加え、より深い甘苦さが感じられる作品に再構成されています。この作品は、ファンにとって待望の一品でしょう。
さらに、オカメPが手掛けた『Lament New Edition』も、同日にリリースされました。過去の作品を再構成したこのアルバムは、ドラマチックでダークな要素が凝縮されています。クリエイターが自身の心の影を美しく表現しようとしたこの作品は、聴く人に強い印象を与えることでしょう。
そのほかにも、ちかるとふが制作した『あゝ!屍慕情』や『ホーリーナイトがやってこないっ!』、cosMo@暴走Pの『デロデロデロデ』、25時、ナイトコードで。の『エンパープル/化けの花』など、各アーティストによる多様なスタイルの楽曲が揃い、リスナーを楽しませる作品が満載です。
KARENTの魅力
「KARENT」はクリプトン・フューチャー・メディアが運営するボカロ音楽専門レーベルで、SpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスだけでなく、SNSやダウンロードストアにも音楽を提供しています。また、バーチャルシンガーの記念日などで実施される配信特集も人気です。
ボカロ音楽の世界はますます広がりを見せています。最新のリリース情報は毎週水曜日に公式WEBサイトやTwitterで更新されるので、今後もぜひ注目してみてください!
「KARENT」公式WEBサイト:
KARENT公式サイト
「KARENT」公式Twitter:
KARENT Twitter
新しい音楽との出会いが、きっとあなたの心に響くことでしょう。これからもKARENTの配信をお楽しみに!