ニューラルポートが新たな成長のステージへ
株式会社ニューラルポート(以下、ニューラルポート)が、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が運営するスタートアップ支援プログラム「Japan Inclusive Ventures Lab」(JIVL)に採択されたことが発表されました。このプログラムは、2024年にスタートしたもので、女性や多様なバックグラウンドを持つ起業家に特化した支援を行っています。
JIVLとは?
JIVLは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)とモルガン・スタンレーの共同により設立されたもので、国際的なスタートアップの成長を支援するために設計された伴走プログラムです。特に、世界市場をターゲットにしたスタートアップの事業構築を促進し、日本のスタートアップエコシステムをグローバルに進化させることを目的としています。
このプログラムは、経済社会の変革やESG(環境・社会・ガバナンス)課題の解決などの重要なミッションを持ち、日本の持続可能な成長にも寄与することを目指しています。
ニューラルポートの成り立ち
ニューラルポートは兵庫県芦屋市に本社を構え、2020年に設立されました。彼らのミッションは「ヒトの最高到達点をクリエイトする」であり、主にアスリートを対象としたハイパフォーマンスを引き出す技術の研究開発を行っています。彼らの開発する「ZEN EYE Pro」や「ZONE-Z」は、視線計測技術を利用してストレスや脳疲労の測定を行い、アスリートのパフォーマンス向上に寄与しています。
JIVLによる支援の内容
JIVLからの支援は、専用のカスタマイズされたプログラムの提供と資金的な出資を含みます。これにより、ニューラルポートはグローバルなスタートアップとしての成長を加速させることが期待されています。特に、起業初期から世界市場を見据えるための具体的な戦略を立てることが求められています。
未来への展望
今後、ニューラルポートはJIVLとの連携を通じて、技術の革新や新たなプロダクトの開発などを加速させると同時に、女性起業家や多様なバックグラウンドを持つ起業家たちとのネットワークを広げていく予定です。これにより、彼らはスタートアップの生態系を豊かにし、次世代のリーダーたちが活躍する場を提供することができるでしょう。
まとめ
ニューラルポートがJIVLに採択されたことは、今後の成長に向けた重要な一歩です。スタートアップの支援制度を活用しながら、グローバルな舞台での成功を目指す同社の動きに、ぜひ注目していきましょう。