SPLYZAと北栄町が連携協定を締結
2025年4月、株式会社SPLYZAが鳥取県北栄町と包括的な連携協定を締結しました。この協定は、スポーツ教育を通じて生徒の「考える力」を育成することを目的としています。SPLYZAは、映像振り返りツール「SPLYZA Teams」とAIによるマーカーレス3D動作分析アプリ「SPLYZA Motion」を用いて、地域の中学校や高校、スポーツクラブにおける指導をサポートします。
目的と活用方法
今回の協定では、教育現場におけるスポーツ指導の質を向上させるため、北栄町内の中学校と高校、さらに地域スポーツクラブでの具体的な活用法が定められました。
- - 中学校: 体育の授業において「SPLYZA Teams」を利用し、生徒たちが自分たちのパフォーマンスを振り返ることができます。これにより、自己理解が深まり、考える力の促進につながります。
- - 高校: 部活動や体育授業で「SPLYZA Motion」を導入し、選手たちの動作を分析します。正しい動作の習得と怪我の予防が期待されています。
- - 北栄スポーツクラブ: 地域の健康維持と怪我の予防を目的に、両ツールを活用することで町民のスポーツ活動を推進します。
各代表者からのコメント
北栄町の手嶋俊樹町長は、今回の協定は生徒たちに競技力を向上させるだけでなく、自己を客観視する力を育む重要な取り組みであると語りました。彼は、スポーツクラブを通じて地域が健康を維持し、住民同士の交流が深まることを期待しています。
一方、SPLYZAの土井寛之代表取締役は、協定の締結を非常に喜ばしく思い、「スポーツは考える力を育む」というポジティブな理念のもと、教育的価値の向上に向けて共に取り組む意気込みを示しました。
SPLYZAのツールについて
- - SPLYZA Teams: 2017年から提供されている映像振り返りツールで、ユーザーが自身の動作を分析し、課題を発見し解決する力を養うための支援を行います。
- - SPLYZA Motion: 2022年に始まったAIによる動作分析アプリ。スマートフォンで利用でき、業界内では既に170以上の教育機関や医療施設で導入されています。
このように、SPLYZAと北栄町の連携は、地域の未来を担う若者たちにとっての「考える力」の育成に大きく貢献することでしょう。今後の展開が楽しみです。