高校生にEDMは普及しているのか?
音楽フェスが盛況に行われる中、ダンスミュージック系のイベントは特に人気を集めています。特に「ULTRA JAPAN」や「GMO SONIC」などでEDMが体験できる機会も増えています。しかし、令和の現役高校生たちが「EDM」についてどれほど理解しているのか、最近の調査結果がその実態を示しました。
調査概要
マーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」が実施したアンケートでは、全国の高校生300名を対象に「EDM」の意味を問いました。驚くことに、89.3%の高校生が「EDM」の意味を知らないと回答。その中には「聞いたことがない」といった意見も多く含まれており、彼らの解釈はまさに衝撃的です。
意外な認知度の高さ
調査に回答した高校生の中で、「EDM」を全く知らない理由として、「この言葉を初めて聞いた」「家電量販店のエディオンのこと?」など、的外れな答えもありました。一方で、EDMに対して「名前は知っているが、詳しくは分からない」という声もあり、1割程度は何らかの形でEDMに接したことがあると言います。彼らがEDMを認知している理由として挙げられるのは、推しアーティストがEDMを使用しているからです。例えば、「三代目 J SOUL BROTHERSが好きだから」といった意見もありました。
SNSの影響
また、SNSの影響も無視できません。「TikTokではEDMが流行っていた」との声や「YouTubeで見たことがある」といった事例も寄せられています。ダンスミュージックのリズムやノリが好きだからEDMを理解するきっかけになったという高校生も多いようです。
高校生が音楽へ持つ意識
調査結果からは、現役高校生が音楽に対して持つ関心の高さも見られます。普段から様々なジャンルの音楽を聴くために、自然とEDMにも触れる機会が増えているのでしょう。しかし、それでもなおEDMの意味やその魅力が知れ渡っていないのは事実です。
音楽業界への影響
この結果は音楽業界にとって重大な事態です。多くの高校生にとってEDMは「なじみのない言葉」と化してしまっています。音楽フェスの関係者やクラブオーナーは、この現実をどう受け止め、今後どのようにアプローチしていくのかが焦点となるでしょう。「EDMというジャンルが流行すること」を期待するだけではなく、彼らの足音を聞き、少しずつEDMへの関心を引き出す工夫が必要です。
結論と今後の展望
最後に、今後の音楽活動やイベントにおいて、高校生にEDMを知ってもらうためには「君の推しが歌っている楽曲や、TikTokで流れてくるノリの良い曲」など、具体的な事例を使って説明することが大切です。そうすることで、「EDM」という言葉がただの形容詞ではなく、彼ら自身の音楽体験に結びつくことでしょう。
音楽の多様性は、次世代を担う高校生たちにこそ楽しんでもらいたいものです。彼らが多様な音楽に触れれば、将来的に新たな音楽文化が生まれる可能性も大いにあります。音楽が持つ力を信じ、EDMの情報が高校生の中で浸透していくことを期待しています。