韓国ミュージカル『ファントム』初日イベントレポート
2025年9月12日、新宿ピカデリーにて韓国ミュージカルの名作を映画館で楽しむ「韓国ミュージカル ON SCREEN」の一環として、新たに公開された『ファントム』の初日を記念したプレミアムトークイベントが開催されました。この日、主演の加藤和樹が登壇し、会場を盛り上げました。
豪華な出演者と共に
加藤和樹さんは、日本版『ファントム』でエリック=ファントム役を務めた経歴を持つ多才なアーティストです。彼は舞台だけでなく、歌手や声優としても幅広く活動しており、観客からの期待が高まる中、会場に登場しました。彼は韓国語で挨拶し、続いて「僕は日本のミュージカル俳優の加藤和樹です。今日は最後まで楽しんでいってください」と日本語で観客に呼びかけました。
韓国ミュージカルとの運命の出会い
加藤さんは、韓国ミュージカルとの初めての出会いは『エリザベート』を観に行ったことだと言います。「日本のミュージカルしか観ていないと、それが完成形だと思ってしまう。でも韓国の作品は演出が全く違うし、楽曲は同じでも新しい視点で楽しむことができた」と感想を述べました。そして、韓国ミュージカルの魅力について、「一番感じるのは歌の力です。日本は繊細なお芝居が特徴ですが、韓国は歌で内容を表現する力が際立っている」と熱く語ります。
心に残るシーン
イベントでは、韓国版『ファントム』の推しシーンについての質問もありました。加藤さんは「全シーンが素晴らしい」と即答し、オープニングからの意外性や衝撃を語りました。「初めて韓国で『ファントム』を観た時には、演出が日本版とは全く異なるので驚きがありました。モンスターヒットの作品だからこそ、見応えも感じました。」と振り返ります。
シンフォニーコンサートでの共演
また、加藤さんは7月に東京で行われたシンフォニーコンサートにおいて、韓国版『ファントム』のエリック役を務めるSUPER JUNIORのキュヒョンと共演した経験を語りました。彼はキュヒョンについて、「彼は明るくて、日本でも活躍している方。ファンへの愛情が強く、しっかりと日本語で気持ちを伝えようとする姿勢が素晴らしい」と、その人間味溢れるキャラクターに感銘を受けたと述べました。
新たな挑戦『マタ・ハリ』への意欲
韓国のミュージカル制作会社EMKが制作した『マタ・ハリ』に出演予定の加藤さんは、「これまでにない新しい挑戦ができる作品になると期待しています」と語り、さらなる成長を油断なく続ける姿勢をアピールしました。
映画館での観劇の魅力
最後に加藤さんは、「韓国のミュージカルが映画館で鑑賞できることはとても面白いと思います。現地に行かないと観られないものが、日本でも観られるようになるのは嬉しい」と締めくくり、韓国と日本のミュージカル界のさらなる発展を願う言葉で観客を魅了しました。
作品情報
最後に、『ファントム』の作品概要も紹介されました。シリーズ内には他にも『エリザベート』,『マリー・アントワネット』『笑う男』などの名作が含まれており、期待が高まります。これからの韓国ミュージカル ON SCREENシリーズに目が離せません!