ジェイテクトが新しい内定式を企画
愛知県刈谷市に本社を置く株式会社ジェイテクトは、2025年に新卒入社予定の内定者を迎え、これまでの厳粛な式典とは異なる“フェスティバル”をテーマにした新しい内定式『JTEKT Welcome Festival 2025』を開催しました。参加者は158名で、ミッションに沿ったコミュニケーションの場を持ち、自らの将来に期待を胸に秘めていました。
フェスティバルの背景
ジェイテクトでは、「技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にする」という理念のもと、2030年に向けたビジョンを掲げています。その達成には技術力の向上だけでなく、人材の育成も不可欠であるとの信念があります。新入社員育成プログラムであるN5活動を通じて、個々の成長を支援していますが、今回の内定式はその取り組みの最初の一歩として位置づけられています。
フェスティバルのコンセプト
内定式のタイトルに込められた思いは、参加者にジェイテクトの価値観「Yes for All, by All -みんなのために、みんなでやろう-」に共感してもらうことです。フェスティバルの形式を通じて、内定者同士や社員との交流を促進し、仲間としてのつながりを深めることが目的とされています。音楽やアート、食に囲まれたこの会場では、参加者は楽しみながら共通の価値観を持つ仲間と出会うことができました。
新たな取り組みの特徴
明確な制度改革として、内定者にドレスコードを設けず普段着で参加を促しました。形式にとらわれないリラックスした雰囲気でありながら、内定通知書は経営陣から直接手渡すのではなく、本人が自ら受け取るというスタイルを採用。懇親会も円卓形式とし、内定者が自由に移動できるようにすることで、交流を活性化しました。
内定者の感想
参加した内定者からは、スーツではなく私服での参加が良かったという声が多く寄せられました。「普段のスタイルでお互いを知ることができ、個性が出せて楽しい」との意見もあり、フェスティバル感を演出するための会場のインテリアやBGMに対しても好評です。また、同期や先輩とうまく接点を持てる機会となり、さまざまな意見が交わされました。
今後の展望
『JTEKT Welcome Festival 2025』を通じてひとたび交わった内定者との新たな関係を大切にし、ジェイテクトは引き続き人材育成に力を入れ、全員で変化に挑んでいく姿勢を持ち続けます。これから共にモビリティ社会の未来を支えるプロフェッショナルとして成長を遂げる仲間として、内定者と共に道を歩んでいくことを期待しています。