『フィデリオ』ライブ登場
2025-03-24 11:32:22

ベートーヴェンのオペラ『フィデリオ』がライブビューイング初登場!

ベートーヴェンが生み出した渾身のオペラ『フィデリオ』



来る4月25日(金)、メトロポリタン・オペラ(通称:MET)の最新ステージ『フィデリオ』が日本初のライブビューイングで全国公開されます。今回は1週間限定の上映期間で、特に東劇では5月8日(木)までの2週にわたりお楽しみいただける貴重な機会です。

『フィデリオ』は、ベートーヴェンが9年の歳月をかけて完成させた唯一のオペラであり、その内容は不当に監禁された愛する夫を救うために男装した妻が奮闘する姿を描いた感動の救出劇です。不屈の愛と自由をテーマにしたこの作品は、フランス革命期に人気を博した「救出オペラ」を基にしています。

今作の演出は、ドイツ舞台芸術協会の会長やザルツブルク音楽祭の芸術監督を務める演劇界の重鎮、ユルゲン・フリムが担当しています。このプロダクションは20年以上も上演され続けており、多くのファンに愛されています。

主演は、今シーズンの『トスカ』で素晴らしい演技を披露したスター・ソプラノ、リーゼ・ダーヴィドセン。彼女が演じる主人公レオノーレは、愛する夫のために過酷な立場に立ち向かう強い女性です。また、牢番ロッコ役にはルネ・パーペが登場し、その圧倒的な存在感と深い美声で観客を魅了します。さらに、ロッコの娘でフィデリオに恋するマルチェリーネ役は、近年注目を集めるイン・ファンが演じます。

感動の予告映像と場面写真が解禁



新たに解禁された予告映像には、ベートーヴェンの壮大な音楽に合わせて、登場人物たちの感情の変化が見えるシーンが多く含まれています。また、20世紀半ばを舞台にした演出や、その個性豊かなキャラクターを捉えた場面写真も公開され、期待が高まっています。

『フィデリオ』のストーリーは、18世紀末のスペインの監獄を舞台にしています。ここでは、牢番ロッコの娘マルチェリーネが父の助手フィデリオに恋をしているものの、フィデリオの正体は、夫フロレスタンを救うために男装しているレオノーレなのでした。残酷な所長ドン・ピツァロの悪事を暴こうとしたフロレスタンは監禁されてしまい、司法大臣の視察がきっかけで命を狙われることに。果たしてレオノーレは彼を救うことができるのか、感動の物語の結末をぜひ劇場で確認してください。

上映情報


  • - 上映期間: 4月25日(金)〜5月1日(木) ※東劇のみ5月8日(木)までの2週上映
  • - 上映館: 東劇・新宿ピカデリー他、全国21館
  • - 指揮: スザンナ・マルッキ
  • - 演出: ユルゲン・フリム
  • - 出演: リーゼ・ダーヴィドセン、イン・ファン、ルネ・パーペほか
  • - MET上演日: 2025年3月15日
  • - 上映予定時間: 2時間45分(休憩1回)

この機会に、ぜひベートーヴェンの名作『フィデリオ』をライフビューイングで体験してください。壮大な音楽と壮厳なストーリーが織りなす感動のひとときをお楽しみあれ!


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