EPOCH MAN、再び『我ら宇宙の塵』を呼び起こす!
新宿シアタートップスで、EPOCH MANの名作『我ら宇宙の塵』のプレビュー公演が始まりました。最近、第31回読売演劇大賞で「優秀作品賞」「優秀演出家賞」「最優秀女優賞」の3冠を受賞したこの作品は、大きな期待と共に再演の幕を開けました。
本作の背景
『我ら宇宙の塵』は、2023年に初演され、たちまち観客と批評家から高い評価を得ました。特に、英国ではロンドン版として英語に翻訳され上演され、現地のキャストによるパフォーマンスは、「長く記憶に残る、新鮮で心温まる作品」と称賛されました。感動的なストーリーと幻想的かつ繊細な演出が評価され、英国演劇メディアからは最高評価も得ており、感動で涙する観客が続出しました。
物語とキャスト
この物語は、子供を亡くした親が、その悲しみにどう向き合うかをテーマにしています。少年・星太郎が父を探しに出かけ、彼を追う母・宇佐美が街を彷徨う様を描いています。星太郎役には小沢道成、母・宇佐美役には池谷のぶえが出演。加えて、彼らが出会う街の人々も交えながら、火葬場の職員や看護師、プラネタリウムの経営者など多彩なキャラクターが織りなす心の旅が描かれています。
特別な演出と公演情報
EPOCH MANは、観客に寄り添う形で公演を行っており、バリアフリー字幕や英語字幕が搭載されたタブレットの貸出を行うほか、特定の公演では舞台手話通訳も用意されています。このように多様な視聴者への配慮がなされているのも、EPOCH MANの公演の大きな特徴です。
東京公演は11月3日まで予定されており、大阪や北九州、金沢などのツアーも予定されています。各地での公演には、観客へのサポートが提供され、新たな鑑賞体験が期待されます。
次なる作品への期待
さらに、EPOCH MANの新作公演『The Closet Revue』が2026年に上演予定で、アンサンブルキャストのオーディションも発表されています。このように、EPOCH MANの活動はますます広がりを見せており、観る者に新たな体験を提供し続けています。
是非、この貴重な機会に『我ら宇宙の塵』を観劇し、EPOCH MANの魅力に触れてみてください。心揺さぶるストーリーが、あなたの記憶に深く残ることでしょう。