クラウド型学習プラットフォーム「FALCON」の進化
株式会社アーシャルデザインが開発したクラウド型学習プラットフォーム「FALCON」が、従来の機能を大幅に強化し、より使いやすい多機能LMS(学習管理システム)へと生まれ変わりました。今回のバージョンアップは、学習者一人ひとりのスキルアップをサポートするために、さまざまな機能を実装し、企業や個人の学習ニーズに応える内容となっています。
バージョンアップの背景
近年、デジタル変革(DX)が進む中で、企業にとって従業員の再スキル習得(リスキリング)が喫緊の課題として浮上しています。そのため、効率的で効果的な学習システムが求められています。従来のLMSは主に学習コンテンツを管理することに特化していましたが、「FALCON」はその枠を超え、学習コンテンツの提供から進捗管理、質疑応答に至るまで、学習プロセス全体を一つのプラットフォームで完結させることを目指しました。
今回のバージョンアップでは、特に生成AIやOracleなど、クラウド分野のトレンドに対応した研修コンテンツが増強されました。
この取り組みによって、コミュニケーションスキルや課題解決能力など、IT開発現場における「人間力」と技術力を併せ持つプロフェッショナル人材の育成を促進します。
元競技経験者講師によるカリキュラム
「FALCON」における講師陣はすべて元競技者で、IT業界で必要な技術力だけでなく、チームでのコミュニケーション能力や課題解決力も養っています。競技を通じて培った「やり抜く力」をベースに、内閣府公認の「人間力」を重視した指導スタイルで、学習者のニーズに寄り添ったカリキュラムを提供します。
新機能の紹介
今回のバージョンアップで追加された主な機能は以下の通りです。
統合学習環境
「FALCON」では、多様な学習形式に対応した環境が整備されています。受講者は習得スキルに応じた課題を提供され、さらにその習熟度を分析・可視化することができます。これにより、いつでもどこでも実践的な学習が可能となりました。
ダッシュボード機能
受講者向けのダッシュボードは、学習の進捗状況を時間軸で可視化します。週次や累積の学習時間を確認できるほか、各コンテンツの達成率も表示されます。これによって、受講者は自身の成長を実感しやすく、学習意欲を高めることができます。
コミュニケーション機能
受講者はFALCON内で課題を提出したり、講師に質問することが簡単に行えます。この仕組みにより、疑問を迅速に解消でき、また管理者も受講者の課題や質問を一元的に把握できるため、大幅に運用が円滑になります。
今後の展望
株式会社アーシャルデザインは、これからも「FALCON」を通じて、企業と個人の学習を支援し続けます。特にAI非代替領域における人材育成を促進し、教育現場におけるDXを推進します。テクニカルスキルと人間力をバランスよく組み合わせたクラウド型学習プラットフォームとして、さらなる機能の拡充と教育内容の充実に取り組み、未来の教育に貢献していく所存です。