感謝の手紙コンテスト
2025-12-16 12:06:29

感謝の気持ちが未来を紡ぐ「ありがとうの手紙コンテスト2025」の受賞作品発表

感謝の気持ちが育む未来



2025年、小学生を対象とした「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト」が盛況の中で開催され、受賞作品がついに発表されました。17回目を迎えた本コンテストでは、全国の229校から寄せられた3,580通の手紙の中から、厳選された56作品が選ばれました。これらの作品は、新型コロナウイルスや環境問題、さらには食のありがたみなど、時代を反映したテーマを取り扱っています。

人々を温かく包む「ありがとう」の力



手紙の内容は、日常生活に潜む感謝の気持ちを一つひとつ掬い上げています。特に目立ったのは、金井菜穂さんが書いた文部科学大臣賞受賞作「ミミズさんへ」です。彼女の手紙は、ただの生き物への感謝にとどまらず、家族との対話を通じて自分自身の成長や地球環境への配慮を促す内容になっています。

この手紙は、彼女が身近な存在であるミミズに感謝の念を寄せ、それが地球全体と繋がっていることを示唆しています。「ミミズさんがいなければ、私たちの育てる野菜が苦しむ」といった独自の視点で、身近な生物が環境に与える影響について考えさせられます。金井さんはこの手紙を通じて、周りの人たちにも自然の大切さを伝えたいという願いを表現しました。

審査を担当した池上彰氏のコメント



このコンテストの審査を担ったのは、ジャーナリストの池上彰氏です。彼はこの17年の年月の中で、子どもたちの成長を見守り、そこに秘められた家族や地域の絆を感じています。「今年の手紙には、米問題や猛暑など社会状況が色濃く反映されており、子どもたちが感謝の気持ちを改めて考えるチャンスになっている」とコメントしました。ここには、日常の豊かさを当たり前と思わず、感謝を忘れない重要性が訴えられています。

受賞者たちの未来への道



「ありがとうの手紙コンテスト2025」は、ルールに則り、全国の学校や団体から応募された作品を厳正に審査し、選ばれた受賞者には表彰状と副賞が授与されます。受賞式は2026年1月から実施され、特に注目される受賞者の作品はファミリーマートのホームページで公開される予定です。また、今回の コンテストを通じた様々な活動は、地域社会へのさらなる理解を生む機会ともなっています。

対象と応募情報



このコンテストは全国の小学1年生から6年生を対象に、2025年の6月1日から9月30日の期間に応募が行われました。応募作品は、個人応募や学校団体応募など多岐にわたります。このような活動は、今後も全国各地で続けられ、子どもたちに感謝の気持ちを育てる場が提供されています。

子どもたちから寄せられる「ありがとう」という言葉は、ただの言葉ではなく、彼らの心の絆や未来への希望を象徴しています。「ありがとうの手紙コンテスト」は、これからも心温まるストーリーを生み出す場であり続けるでしょう。


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