三遠ネオフェニックス、中地区連覇セレモニーの感動的な模様とは

三遠ネオフェニックス、中地区連覇セレモニーの感動的な模様

2025年6月5日、愛知県豊橋市の市役所で、ホームタウンチームであるプロバスケットボールクラブ「三遠ネオフェニックス」の中地区連覇を祝うセレモニーが行われました。このイベントには約500人のブースター、市民、そして職員が集まり、期待のまなざしで選手たちの登場を待ちました。

キャプテンの佐々木隆成選手は、感謝の言葉を述べ、「皆さんのおかげでこの1シーズンを走り抜くことができました。来シーズンもより一層の応援をお願いしたいです」と、感慨深く発言しました。彼の言葉は多くのファンの心を打ちました。

「三遠ネオフェニックス」は、名将・大野篤史ヘッドコーチが指揮を執る中、今シーズンにおいて47勝12敗という impressiveな成績を収めました。連勝記録はなんと22に達し、チームの成長を実感させるものとなりました。しかし、チャンピオンシップでは琉球ゴールデンキングスに敗れたものの、セミファイナルでの熱戦はファンの心に残る思い出となりました。

選手たちの受賞と喜び

さらに、B.LEAGUE AWARD SHOW 2024-25では、佐々木選手がアシスト王に選ばれるとともにレギュラーシーズンベストファイブに選出され、新たな名声を得ることとなりました。デイビッド・ヌワバ選手も同様にベストファイブに名を連ね、ヤンテ・メイテン選手はセカンドチーム、そして大浦颯太選手はベスト6thマンに選出されるなど、個々の選手が個々の成果を上げました。

セレモニーの会場は、フェニックスの色である赤色に染まり、選手の名前が入ったタオルやうちわを持ったブースターたちが熱狂的に応援。選手たちの入場には、破れんばかりの盛大な拍手が送られました。選手とファンの結束の強さを感じる瞬間でした。

長坂尚登市長は、選手たちを迎え入れ、「中地区優勝2連覇、おめでとうございます！」と叫びました。これに対して参加者全員で「おめでとうございます！」と祝福し、選手たちの活躍を共に喜ぶ一体感が生まれました。市長からの呼びかけも、「皆で一緒に三遠ネオフェニックスを応援していきましょう」というもので、さらなる応援への期待感が高まります。

大野ヘッドコーチは、観客へ向け「ご支援ありがとうございました。皆さんの笑顔を見ることができて幸せです。来シーズンも共に頑張っていきますので、更なる応援をお願いいたします」と話し、その情熱はファンにも伝わったことでしょう。

未来への決意

吉井裕鷹選手も「来シーズンこそ、優勝トロフィーを豊橋に持ち帰りたい」とリベンジを誓い、今季のバスケット環境の素晴らしさについても触れ、豊橋市と豊川市が良い場所であることを力強く主張しました。

セレモニーの最後はお馴染みの掛け声「WE ARE PHOENIX」で締めくくられました。市原享吾豊橋市議会副議長が「ウィーアー」と叫ぶと、会場全体が「フェニックス！」と大きな声で応え、選手たちは熱い拍手を浴びながらその場を後にしました。

子どもたちも駆けつけ、その目には期待と元気が満ちていました。小学6年生の女の子は、「来季はCSで優勝してほしい！」と熱い応援を送り、未来への夢を描いていました。豊橋市と三遠ネオフェニックスのこれからの発展が待ち遠しい瞬間です。