湘南・辻堂で新たなバスケ施設がオープン!
2024年3月、神奈川県の辻堂駅から徒歩8分の場所に、シューティングマシンを完備したバスケットボールシュート練習施設、「ShonanSTRING」がオープンしました。ここは、バスケを通じて地域の健康促進や地域活性化を目指す新しいスタイルのスポーツ施設です。実際、シューティングマシンを使うことで、効率的にシュート練習を行うことができ、特に忙しい日々を送る方々に最適な場所となっています。
施設の特徴と利用方法
この施設は、バスケットボールのシュート練習に特化しており、シューティングマシンを使うことで最大35球のシュートを3分間で練習することが可能です。利用は非常にシンプルで、予約や会員登録は不要。最低300円で3分間のシュートチャレンジを楽しむことができます。このフレンドリーな運営方式は、普段忙しいお母さんたちをはじめ、多くの人々に支持されています。特に、子育てなどで自由な時間が取りにくい方々が、短い時間でも気軽に運動に取り組むことができます。
また、施設は不定期で地域のスポーツイベントやお祭りにも参加し、バスケットボールの魅力をさらに広めています。青空の下でのシュートイベントは、参加者に新たな体験を提供し、地域の皆さんとのつながりを深める場ともなっています。
現実と課題
ただし、そんな合格点の声が上がる一方で、「ShonanSTRING」の存在をまだ知らない方も多く、安定した運営には課題が残っています。加えて、バスケットボール競技が直面する新たな地域課題も視野に入れなければなりません。
1. ミニバスケットボールのルール改正
2027年にはミニバスケットボールのルールが大幅に改正される予定です。具体的には、ゴールの高さが260cmから305cmに変更され、ボールのサイズも5号から6号に、さらに3ポイントラインの設置も求められるなど、技術的な練習が益々重要になります。しかし、ミニバスチームの練習場は小学校の体育館が主流で、教育の観点から、全ての子どもたちが楽しくプレイできるように設計されています。ただし、この改正に伴い、体育館の設備を即座に変更することは難しく、今後の対応が課題です。
2. 中学校運動部活動の地域移行
中学校教員の働き方改革に伴う、運動部活動の地域移行の動きも進んでいます。最近では、休日の部活動が地域主導に移行される地域も増えてきています。しかし、これにより、バスケットボールを希望する子供たちは遠くのクラブチームへ通う必要が生じ、移動の負担が大きくなる可能性が出てきます。受け皿となるクラブチームの数も限られているため、今後の課題は多岐にわたります。
未来へ向けて
「ShonanSTRING」は、こうした課題に立ち向かいながら、地域の皆さんが共に子どもたちを見守り、育てることができる場所を目指しています。クラウドファンディングプロジェクトも実施中で、支援者の名前を入れたフラッグを店内に飾るなど、応援いただく皆さまには様々なリターンが用意されています。ぜひ、ご協力をお願い申し上げます。
READYFORプロジェクトページはこちら