ロジコネットが遂に実現した自動搬送の革新「eve auto」の導入事例公開

自動搬送による物流革新：ロジコネットの新戦略

静岡県磐田市に本社を構える株式会社eve autonomy（イヴ・オートノミー）が展開する自動搬送サービス「eve auto」が、ロジコネット株式会社の物流現場での導入事例を公式サイトで発表しました。この発表は、企業が抱える物流における課題解決を目的にしたものです。特に、化学品を扱う危険物工場での取り組みが注目を集めています。

導入の背景

ロジコネットは、artienceグループの一員として、東洋インキ埼玉製造所での業務を担当しています。ここでの大きな課題は、長期間の設備更新が行われず、従来の紙ベースの業務フローが残る中で、「未来化」および「スマートファクトリー化」を実現するために物流のデジタルトランスフォーメーション（DX）の必要性が高まっていました。

また、多品種生産に起因するフォークリフト操作員の不足や、危険物が存在する工場内で求められる高い安全基準も明らかになり、ヒューマンリソースや安全性の確保が喫緊の課題とされました。

eve autoの選定理由

こうした課題に対抗するべく、ロジコネットは「eve auto」の導入を決定しました。このサービスは、特に高い評価を得ている屋外での運用能力と安全性が強みです。自動搬送による省人化への取り組みは、これが第一歩となると位置づけられています。

導入後の変化

公式サイトには、ロジコネットでのeve auto導入後の具体的な変化について詳しく記載されています。自動搬送の導入によって、物流効率は飛躍的に向上し、従業員の安全も確保され、さらなる業務のスムーズな運行が実現されたと報告されています。また、自動運転技術を活用した無人搬送が行えるため、24時間の運行が可能となっています。

今後の展望

ロジコネットの今後の展開については、eve autoを基盤にさらなる自動化の進展を図ると同時に、物流に関わるさまざまな課題解決に挑んでいく方針が示されています。この取り組みは、他の製造現場や物流業界にも良い影響を与えることが期待されています。特に、効率化・省人化に寄与することで、業界全体の活性化にも繋がるでしょう。

自動搬送サービス「eve auto」について

eve autonomyが提供する「eve auto」は、工場や物流施設向けの自動搬送システムを特長としており、特に屋外環境下でも高い運用性能を誇ります。路面の凹凸や天候に左右されることなく、自動運転レベル4に基づく無人搬送を実現しています。すでに日本全国で約60拠点、90台以上の自動運転カートが稼働しており、その実績は信頼の証です。

さらに、eve autoの導入は、工場業務の自動化へのハードルを下げ、新たなワークスタイルの創出として注目されています。