ミズノの新たな試み「ええもんつくる“ヒト”」
ミズノが公式Instagramアカウントを通じて発信する「ええもんつくる“ヒト”」企画が、話題を集めています。この取り組みは、創業者・水野利八氏の言葉「ええもんつくんなはれや」を基に、ミズノが長年にわたり大切にしてきたモノづくりの精神を反映したものです。そして、この企画では、日々の仕事に取り組むミズノ社員の姿に焦点を当て、その情熱や思いを伝えています。
「ええもん」とは何か?
「ええもん」とは、ミズノの創業以来受け継がれてきた価値観であり、スポーツ用品を通じて人々に喜びを届けるためのものづくりの根本的な理念です。1906年の創業から続くその歴史は、数世代にわたり育まれ、今日の総合スポーツ用品メーカーとしての地位を築いていました。
この企画では、「ええもん」とは何かを改めて問いかけています。社員それぞれが、自らの業務を通じて何を大切にし、どんな価値を提供しているのか。インタビュー形式での画像や動画コンテンツによって、その思いを具体的に表現しています。
企画の目的と意義
「ええもんつくる“ヒト”」の主な目的は、ミズノの製品や理念を広めると共に、その背後にいる社員の存在を知ってもらうことです。公式Instagramを通じて、ミズノをあまり知らない方々にもその情熱を感じてもらい、ブランドへの信頼感を高めることを狙っています。また、社員自身も自らの仕事を再認識し、モチベーションを向上させる良い機会となるでしょう。
昨年度に行ったインタビューでは、企業内での声がフィードバックとして寄せられました。「自らの業務を『ええもん』として評価され、嬉しい」「ミズノで働くということを考える良い機会だった」という感想が多く、社員のエンゲージメント向上にも寄与しています。
コンテンツの展開と今後の予定
「ええもんつくる“ヒト”」は2024年度にスタートし、ミズノの若手から中堅社員を中心に取り上げ、昨年度は10名の社員の特集が行われました。2025年度はさらなる特別編として、ミズノに縁のあるアスリートとのコラボレーションも予定されています。これにより、ファンの期待を超えるコンテンツの提供が見込まれています。
オウンドメディア「ミズノマガジン」でも情報発信
公式Instagramでの展開に加え、ミズノのオウンドメディア「ミズノマガジン」でも「ええもんつくる“ヒト”」に関した特集が組まれています。このメディアでは、商品紹介やイベントレポートなど、幅広い情報が提供されており、「お仕事・社員・会社」のカテゴリで具体的なストーリーが紹介されています。
ミズノの取り組みは、ただのスポーツ用品製造に留まらず、人とスポーツの真剣な関わりを表現するものです。「ええもんつくる“ヒト”」を通じて、ミズノのブランド価値がますます深まることを期待したいですね。