新鋭ラッパーLOMが綴る、心の葛藤を映した「LIFE TAPE」

新鋭ラッパーLOMが新曲「LIFE TAPE」をリリース

2025年3月12日、注目のラッパーLOMが自身の最新シングル「LIFE TAPE」をデジタル配信しました。この曲は、彼の過去のコンプレックスを赤裸々に描き出し、リスナーに対して音楽との関係性や、自身の自信を見つけるまでの葛藤を綴った、深いメッセージを持つ作品です。

LOMの音楽経歴と「LIFE TAPE」の背景

新鋭ラッパーであるLOMは、茨城県土浦で育ち、2005年生まれの18歳です。彼がヒップホップの世界に目覚めたのは、9歳の時に映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」を観たことがきっかけでした。この映画に影響を受け、彼はネオ・ヒップホップグループ「N.W.A」に触れ、本格的に音楽制作を開始しました。14歳から活動を開始し、地元でのラッパーとしての道を歩んできました。

2023年にはAbema TVのオーディション番組『ラップスタア誕生2023』に最年少の16歳で出演し、才能を発揮しました。楽曲制作の短時間で仕上げた作品が好評を得て、トップ30に入り込むという快挙を達成しました。また、S-Liamとの共作「SECRET NIGHT」がTikTokでバイラルヒットしたこともあり、彼の名は一気に広まりました。

「LIFE TAPE」のメッセージとは

今回のシングル「LIFE TAPE」では、LOMが抱える同級生への劣等感や、自分自身との葛藤といったテーマを扱っています。音楽との出会いが、どのように彼の人生に影響を与え、さらに夢を追い続ける力を与えたのかを、真摯に歌い上げています。音楽を通じての成長と、リスナーに勇気を与えようとする姿勢が際立つ作品に仕上がっています。

ビートを手がけるのはR.I.K

この楽曲のビートは、成長著しいビートメーカーのR.I.Kによって制作されています。彼は百足や5leaf、vividbooyといったアーティストにビートを提供し、シーンを盛り上げる存在です。「LIFE TAPE」ではポップな要素とエモーショナルな切なさが融合したビートが特徴で、LOMのラップと洗練された音楽が一体に感じられます。

LOMの未来に期待

LOMは今後も、夏の音楽甲子園「閃光ライオット2024」のファイナリストとしても活躍し、SUMMER SONIC2024への出演も決まっています。宇宙規模の期待が集まる中で展開される彼の音楽は、間違いなくリスナーの心を掴むことでしょう。SNSを通じての情報発信も活発で、彼の成長を見逃せません。

この「LIFE TAPE」は、ただの音楽作品にとどまらず、若きアーティストの想いが詰まった心の叫びでもあります。彼の今後の活動にますます目が離せないところです。