エソを活用した新グルメ
2025-06-06 11:37:43

新潟の未利用魚「エソ」を使ったスタジアムグルメが登場

新潟県の新名物、エソを使った「がたほーボール」



6月8日が世界海洋デーであることを記念して、オイシックス・ラ・大地株式会社が新潟県産の未利用魚「エソ」を利用したスタジアムグルメ「がたほーボール」を開発しました。この新しいメニューは、2025年6月6日からオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブのホームゲームで販売されます。

エソの特徴



「エソ」は、西日本では高級白身魚として知られており、その風味豊かで弾力ある食感が特徴です。主にかまぼこの原料としても用いられていますが、これまでは新潟での水揚げが少なく、地球温暖化の影響で近年その水揚げ量が増加してきました。残念ながら、小骨が多く家庭料理には不向きとされ、流通もされずに廃棄されていました。

このたび、エソの新たな活用法を模索する中で、オイシックス・ラ・大地が新潟の企業と協力し、エソを利用した商品開発が進められました。その結果、障がい者の就労支援が行える形で、「がたほーボール」が誕生しました。エソのすり身は、プリッとした食感と共にうま味を楽しめる料理に仕上げられています。

「がたほーボール」の魅力



「がたほーボール」は、豆腐入りの皮にエソのすり身を詰めたアメリカンドッグ風の料理で、男女問わず老若様々な方に楽しんでいただける一品です。家庭での需要が少なかった未利用魚が、こうしてスタジアムグルメとして生まれ変わることで、フードロスの観点からも意味のあるプロジェクトとなっています。

ネーミングに関しても、各球団のファンが独自の「〇〇ほー」を用いており、オイシックス新潟アルビレックスBCが「がたほー」として広めてきました。これが地域の人々の結束を強め、応援活動にもつながっています。

地域活性化とフードロス削減への取り組み



オイシックス新潟アルビレックスBCは、日本一おいしい球団を目指し、新潟県産の食材を利用したオリジナルグルメを開発するだけでなく、選手の食環境を改善する取り組みも行っています。オイシックス・ラ・大地も、フードロス削減に向けた活動を進めており、未活用の食材を用いたミールキットやスナックの開発に力を注いでいます。このような双方の取り組みが合わさり、「おたすけスタジアムグルメ」として新潟県産の食材を活用したプロジェクトが始まります。

さらに、規格外の西洋なし「ル レクチェ」を使ったかき氷も新たに登場し、県外の方々にも新潟の特産品を楽しんでいただける機会を提供します。「がたほーボール」の収益の一部は、障がい者就労支援にも使われ、地域の活性化にも寄与する形となります。

商品情報



  • - 商品名: Oisix監修 おたすけスタジアムグルメ「がたほーボール」
  • - 販売場所: HARD OFF ECOスタジアム新潟でのホームゲーム
  • - 販売価格: 500円(税込)
  • - 発売日: 2025年6月6日(金)

新潟の海の幸が新しい形で皆さんに届けられるこの機会をお見逃しなく!


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