子どもたちの笑顔が溢れた浦和レッズの『GoGoReds!デー』の魅力と楽しさ

未来のサッカーファンを育む『GoGoReds!デー』

2023年5月3日、埼玉スタジアムで開催された浦和レッズのファミリー向けイベント『ゴールデン GoGoReds!デー』。この日は、約5万人の来場者の中から、約1万人の小中高生が一同に集まり、スタジアムは子どもたちの笑顔であふれました。

親子で楽しむ特別な1日

『GoGoReds!デー』は、年に一度の恒例イベント。小中高生向けの席がたった550円で提供され、試合観戦だけでなく、様々なアクティビティが用意されています。その中でも特に人気があったのが、「はたらくのりもの大集合」や「警察お仕事体験」、専用通貨を使った「REDS KIDS FAN SHOP」などの多彩なコンテンツ。この日も、スタジアム開場4時間前から多くの家族連れが集まり、賑わっていました。

自分で買い物を楽しむ子どもたち

新設された「REDS KIDS FAN SHOP」では、子どもたちが自身で選んだ商品を金色の専用通貨で購入する体験ができました。小学2年生のはせがわしょうた君は、「このお店を楽しみにしていた」と言って、限定グッズを嬉しそうに手にしていました。自分で選んで買うという体験が、彼の記憶に刻まれたことでしょう。

ふわふわ遊具で盛り上がった広場

スタジアム内のもみの木広場には、3種類のふわふわ遊具が設置され、子どもたちの声が響いていました。特に高いところまで飛び上がる「バンジージャンプ」は人気があり、長蛇の列が形成されていました。参加した女の子は「すごく高くまで上がったから、スタジアムが近くに見えた」と笑顔で語ってくれました。

地域の力で作る特別な体験

スタジアムの調節池エリアでは、埼玉県警察や自衛隊、消防車両など、合計20種類以上の「はたらく車両」が集まっていました。浦和レッズのエンブレムが施された特別仕様の車両を間近で見ることができ、子どもたちにとっては刺激的な体験となりました。さらに、消防士の衣装を着て放水体験をすることもでき、多くの来場者がその場に集まりました。

楽しみながら学ぶ実験教室

当日は様々な体験イベントも充実していました。「警察犬による訓練実演」には、元日本代表の岡野雅行氏が登場し、観客を盛り上げました。また、浦和レッズのオフィシャルパートナーである国大セミナーによる理科実験教室やオリジナルキーホルダー作りも行われ、親子で一緒に楽しむことができました。

未来を担うファンの育成

『GoGoReds!デー』は、ファンやサポーターだけでなく、初めて訪れる方にも楽しんでもらえるイベントを目指しています。広報担当者は、「子どもたちが未来のレッズファンになってくれるきっかけを作りたい」と語りました。この日の入場者数は52,429人、試合は浦和レッズが東京ヴェルディに2-0で勝利。これからも、浦和レッズはファンの輪を広げ、未来のスポーツ界を担う子どもたちに貢献していくことでしょう。