尾上菊五郎が山中漆器を探求!伝統文化の魅力とは
毎週水曜日の夜、BS日テレで放送される「冨永愛の伝統to未来」では、ニッポンの伝統文化が色とりどりの形で紹介されます。1月21日と28日の特別編では、歌舞伎俳優の尾上菊五郎さんが登場し、石川県加賀市で400年の歴史を誇る山中漆器を訪れます。山中漆器は、その美しさと機能性で知られ、日本一の生産量を誇る伝統工芸品です。
菊五郎さんは、まず木地師の山田マコさんの工房を訪れます。ここでは「縦木取り」と呼ばれる技法が伝授され、実際に輪切りの丸太から形を木取りする過程を見学。さらにノミを使って模様を付ける「ビリ筋」にも挑戦します。彼はその中で、歌舞伎の所作との共通点を見出し、伝統を受け継ぐことの重要性を再確認します。
次に、塗師の清水一人さんの工房へ向かい、山中漆器の代表的な技法である「変わり塗り」を体験。特に「叢雲塗」と呼ばれる、漆が乾く前にロウソクの火であぶり、煤で模様をつける技術には、菊五郎さんも目を輝かせます。彼の表情は、まさに「歌舞伎の見得」のように真剣そのもの。果たして、どのような作品が完成するのでしょうか。
また、菊五郎さんが訪れた漆器の体験だけではなく、加賀料理も注目のポイントです。伝統的な老舗料亭「かが幡亭」では、厳選された加賀の食材を使った料理が楽しめます。特に「治部煮」や「蓮蒸し」は、加賀料理の真髄を感じさせる逸品。さらに、坂網猟によって捕まえられた鴨料理も提供されており、その貴重な体験は、菊五郎さんも驚くほどの奥深い味でした。
番組では、山中漆器の背景だけでなく、尾上菊五郎さんと息子の菊之助さんの親子関係についても言及。菊五郎さんは菊之助さんに対して厳しい指導をすることが多いと話し、息子からは「もっと褒めてほしい」と言われていることを明かします。このエピソードは、伝統文化の継承の中でも父と子の絆が大切であることを感じさせます。
さらに、番組では視聴者を対象にプレゼント企画も用意されています。菊五郎さんが選んだ山田マコさんのお椀が視聴者にプレゼントされるチャンスです。応募には、番組内で発表されるキーワードを答える必要があります。詳細は1月21日(水)の19時に公開されるということなので、見逃さないようにしましょう。
「冨永愛の伝統to未来」は、このように昔から続く伝統文化の価値を再確認させてくれる素晴らしい番組です。番組の公式SNSでは、ロケ時のオフショットも配信されており、視聴者は貴重な瞬間を楽しむことができます。
今後も「冨永愛の伝統to未来」を通じて、さまざまな日本の伝統文化を再発見し、未来へとその魅力を紡いでいきましょう。