山本悠貴選手が日本ドローンリーグで初優勝！5年間の挑戦に実を結ぶ

山本悠貴選手、ドローン界の新星がついに初優勝を達成

2025年9月21日、兵庫県加東市で開催された「2025 JAPAN DRONE LEAGUE (JDL)」のRound6 Proクラスで、若きFPVドローンレーサーの山本悠貴選手（15歳）が念願の初優勝を達成しました。この大会は、全国から集まったドローンパイロットが技術を競い合う重要なイベントであり、山本選手にとってはJDL参戦5年目にして初の栄冠となります。予選を1位で通過し、セミファイナルを経て決勝ヒートへ進んだ山本選手は、ライバルたちを抑えつつ、見事に頂点に立ちました。

JDL Round6大会の概要

開催日時と場所は以下の通りです：

- 開催日: 2025年9月21日
- 場所: 兵庫県加東市スカイグラウンド
- 参加者数: 50名以上

大会の結果は以下の通りです：

- 1位: 山本悠貴選手
- 2位: 中澤陸斗選手
- 3位: 小高貴博選手

山本選手のコメント

「JDL Round6 Proクラスで優勝しました！JDLに出場し始めて5年、ようやくこの時が来ました！これまでProクラスで決勝に進むことはあっても、優勝できなかった悔しい思いをしていました。アメリカでの大舞台に向けて、この勝利はすごく嬉しいです！今後もこの調子を維持し、さらに練習を重ねて、アメリカでいい結果を出せるように頑張ります！」と、喜びと次への意気込みを語っています。

国際大会でも奮闘

さらに、山本選手は9月12日から14日までドイツ・Aichtalで開催された「2025 MultiGP European Championship」にも参戦し、18か国から86名の選手が集まる中15位という好成績を収めました。予選では7位でAメインへと進出し、最終的には15位でフィニッシュ。特に15歳以下の部門ではArvin Schroeder選手（ドイツ）に次ぐ成績を収め、多くの注目を集めました。

この国際大会への参戦にあたっては、山本選手がクラウドファンディングを実施し、111人の支援者から1,028,500円を集めるという手腕も発揮しました。
クラウドファンディングページはこちら：クラウドファンディング

山本悠貴選手のプロフィール

山本選手は東京都杉並区出身の15歳で、国内外でその名を轟かせている高校生のドローンレーサーです。2014年には世界大会「FAI World Drone Racing Championship」でも日本代表として出場し、世界3位に輝くという輝かしい実績を持っています。また、現在はドローンを使用した空撮にも取り組んでおり、独自の視点で美しい映像を収めています。

- 生年月日: 2010年3月23日
- 所属: Racing Team BRIDE
- WEBサイト: 山本悠貴選手公式サイト
- SNS: Instagram、X（旧Twitter）、FACEBOOK、YouTubeにて活動中。

FPVドローンレースの魅力とは

FPVドローンレースは、操縦者がドローンに取り付けられたカメラ映像をリアルタイムで視聴しながら操縦する、最先端のモータースポーツです。この競技は「空のF1」とも呼ばれ、高速での飛行を体感できるエンターテイメントとして人気を集めています。競技の特徴としては、最高速度が時速200km以上に達し、複雑な3次元コースを最短時間で駆け抜けなければなりません。優れた操作技術と瞬時の判断力が求められるため、非常に緊張感のある競技です。