エンディング産業展2025、盛況のうちに閉幕
2025年9月10日(水)と9月11日(木)、有明GYM-EXで開催された「エンディング産業展2025」が、過去最多となる13,688名の来場者を記録し、熱気のうちに幕を閉じました。このイベントは、葬儀、埋葬、供養、相続といった終活に関連する多岐にわたる企業やサービスが一堂に集まる、日本最大規模の専門展示会として知られており、今回も各社から寄せられた新しいアイデアやサービスに多くの期待が寄せられたのです。
イベントの盛況ぶり
「エンディング産業展2025」では、合計163社がブースを出展し、38件に及ぶ専門セミナーが行われました。初日には、東京博善の社長である野口氏が開会挨拶を行い、エンディング産業が抱える課題や新たな可能性について熱心に語りました。「葬儀の新たな可能性を探る」というテーマに基づき、変化する市場に応じたニーズを捉えるべく、ほんのりユーモアを添えながら、業界関係者に刺激を与えました。
合同法要と特別生前葬イベント
会期中のハイライトの一つとして、仏教9宗派による合同法要が実施され、「INORI for PEACE」をテーマに世界の平和を願うイベントが行われました。これは、宗派を超えた一堂に会した貴重な機会で、多くの参加者がその荘厳さに感動したことでしょう。また、デヴィ・スカルノさんが主催する生前葬イベントも注目の的でした。このイベントにはAIを活用した「デヴィ夫人」が登場し、彼女の言葉が観客に感銘を与えました。特に、ドレスを着た棺が登場するスタイルは新しい試みで、訪れた方々に強い印象を残しました。
幕を閉じた川柳の祭典
また、終活というテーマに基づく川柳発表会も披露されました。プレゼンテーターとして椿鬼奴さんが登場し、笑いと温かさの中で「終活」を身近なテーマにして、観客との心の距離を縮める役割を果たしました。
こうして、163社の出展、活発な商談、ユニークなイベントが繰り広げられ、各関係者がエンディング産業の明るい未来を見据える貴重な時間となりました。
来年度の展望
そして、今回の成功を受けて、2026年には「エンディング産業展2026」が予定されています。開催日は2026年9月10日(木)と11日(金)で、同じく有明GYM-EXにて行われる予定です。今後、公式サイトでの情報発信が待たれるところです。
終わりに
「エンディング産業展2025」は、単なる展示会に留まらず、来場者にとっても深い学びやビジネスマッチングの場となりました。業界が抱える課題に対する解決策を共に模索し、今後も発展し続けていくことが期待されています。次回の開催に向けて、さらなる期待が高まります。