市原ぞうの国に新しい音楽体験が誕生
千葉県市原市に位置する市原ぞうの国。ここは日本国内でのぞうの飼育数が最も多い動物園として知られています。この場所で、ある待望のオリジナルソングが誕生しました。その名も「ぞうさんと一緒に」。この楽曲は、株式会社アプラが運営する音楽制作サービス、Music Withによって制作されたものです。
新たなパフォーマンスのBGMに
向こう数年にわたるパフォーマンスプログラム「ぞうのおさんぽ」では、これまでアナウンスが流れるだけでした。しかし、この度「ぞうさんと一緒に」がBGMとして新たに加わることで、訪れたお客様に特別で華やかな体験を提供することが可能になりました。楽曲は子どもたちの心を掴むポップなメロディーが特徴で、初お披露目の際には多くの子どもが一緒に踊る光景が見られ、来園者から大変好評を得ています。
ぞうへの想いが込められた楽曲
「ぞうさんと一緒に」の歌詞には、ぞうの生態や特徴が詳しく盛り込まれています。この曲を通じて、より多くの人々がぞうへの理解を深め、会話を楽しんでほしいという思いが表現されています。また、2025年に亡くなったぞうの「ランディ」を偲ぶ一節も含まれ、飼育員や来園者のぞうへの深い愛情を感じさせます。このように、音楽がぞうとのつながりを深める架け橋となっているのです。
シンガーソングライター松尾貴臣が歌う
本楽曲の歌唱を担当したのは、シンガーソングライターの松尾貴臣氏。彼は、自身が作詞作曲したわけではない楽曲を歌うのは初めての体験であると語っています。楽曲の収録を経て、彼はお披露目ライブでの感想や、大変だった準備作業に触れ、その楽しさを語りました。
「レコーディングに臨むまでの準備がとても大変でしたが、無事に仕上がりホッとしています。観客から「とても良かったです」といったお声をいただけて嬉しかったです。これからも、この曲を子ども向けのライブなどで積極的に歌っていきたいと思います。」
松尾氏の音楽への情熱が、観客を惹きつける魅力となっています。
松尾貴臣氏のプロフィール
松尾貴臣氏は千葉大学大学院で社会科学を学んでいる間にデビューしたシンガーソングライターです。2008年には自身のマネージメント会社を設立し、2011年にはメジャーデビューを果たしました。彼は全国各地でライブ活動を行っており、音楽を通じた社会活動が注目されています。病院などでの「歌う坂本龍馬プロジェクト」が評価され、観光特使としても活躍しています。
YouTubeでの公開
「ぞうさんと一緒に」は、YouTubeでも公開されており、園内でのぞうたちの姿と共に楽しむことができます。お気軽にアクセスして、実際のパフォーマンスを楽しんでみてはいかがでしょうか。
市原ぞうの国の魅力
市原ぞうの国では、ぞうのパフォーマンスやアトラクションが盛りだくさんです。ぞうのお絵描きやダンス、さらにはぞうの背中に乗る「ぞうさんライド」など、訪れる人々はさまざまな体験を通してぞうたちと交流できます。「ぞうさんのものしり館」では、日本国内のぞうの飼育状況や生態も紹介されており、教育的な要素も充実。音楽と共にぞうの世界を体感できる場所として、ぜひ足を運んでみてください。
公式サイトやMusic Withの詳細情報もチェックして、楽しみながらぞうたちと素敵な時間を過ごしましょう。