1月27日(火)、横浜みなとみらいホールの小ホールにて、公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団が贈る「横浜アンサンブル・ワンダーランドVol.3」が開催されます。このイベントは年に一度行われ、会場では日本フィルの音楽家が自らの演奏を通じて、観客と直接触れ合う大変貴重な機会です。
横浜アンサンブル・ワンダーランドは、50年以上にわたる日本フィル横浜定期演奏会の一環として始まったアンサンブルコンサートシリーズで、2023年に誕生しました。このコンサートでは、前半にアンサンブル演奏、後半には楽団員とのインタビュー形式のトークイベントが人気です。サイン入りのグッズがもらえるプレゼント企画もあり、参加者にとって演奏と交流の両方を楽しむことができる魅力的なイベントとなっています。
今回の第3回では、日本フィルの金管セクションである[JPO BRASS QUINTET]が登場します。評論家の奥田佳道氏も、その素晴らしい金管セクションについて称賛しており、「首都圏のオーケストラの中でも最も素晴らしい」と評されています。出演者は、トランペットのオッタビアーノ・クリストーフォリと犬飼伸紀、ホルンの信末碩才、トロンボーンの伊藤雄太、テューバの柳生和大の5名です。
プログラムには、ヴェルディの《ナブッコ》序曲やエヴァルドの金管五重奏曲第2番、ガーシュウィンの作品が含まれ、金管アンサンブルの美しさと楽しさをたっぷりと味わうことができます。特にエヴァルドの金管五重奏曲第2番は、金管楽器の魅力を最大限に引き出す名曲です。正統派の室内楽作品としても愛されており、金管ファンにとって必聴の作品です。
また、メインで演奏されるガーシュウィンの《ポーギーとベス》は、オペラとジャズ、ブルース、ゴスペルが見事に融合した作品であり、そのリズム感豊かなスウィングが特徴です。特に「サマータイム」のような名旋律は金管楽器の特性を生かし、聴く人々をアメリカの音楽の世界へと引き込みます。
日本フィルの金管セクションによる緻密なアンサンブルが織りなす豊かな響きを、ぜひ横浜の夜に楽しんでください。
公演概要
- - 公演名: 横浜アンサンブル・ワンダーランドVol.3 ~横浜に輝くブラス・アンサンブルの夕べ~
- - 日時: 2026年1月27日(火)19:00開演
- - 会場: 横浜みなとみらいホール 小ホール
- - 出演: JPO BRASS QUINTET(オッタビアーノ・クリストーフォリ、犬飼伸紀、信末碩才、伊藤雄太、柳生和大)
- - 曲目:
- 第1部
- ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》序曲
- エヴァルド:金管五重奏曲第2番
- ガーシュウィン:歌劇《ポーギーとベス》セレクション
- 第2部
- トークイベント
- 全席指定・一般 3,000円
- 各種会員 2,500円
- U18シート 1,000円
- ※会員:日本フィル各種会員及びみなとみらいホールのウェブフレンズ会員。未就学児の入場は不可。
チケットの購入は、日本フィル・サービスセンター(TEL:03-5378-5911、平日10~17時)または公式ウェブサイトから可能です。この貴重な機会をお見逃しなく!