初の試み！給水紙コップの水平リサイクルが渋谷・表参道で実現

渋谷・表参道WOMEN'S RUNと水平リサイクルの挑戦

2025年3月23日（日）、渋谷・表参道で開催される「渋谷・表参道WOMEN’S RUN」では、給水紙コップの水平リサイクルが国内初めて導入されます。株式会社アールビーズが主催し、環境保護に配慮した新たな取り組みが注目されています。

給水紙コップの水平リサイクルとは？

今回の取り組みでは、ランナーが使用した紙コップを回収し、それを再資源化して新しい紙コップに生まれ変わらせるプロセスが実施されます。これまでにゴミとして処理されていた紙コップが再利用されることで、イベント全体のゴミ削減に大きな貢献を果たします。実際、昨年は約2万個の紙コップが使い捨てられていたという事実を踏まえると、持続可能な循環の形成は非常に重要なステップとなります。

このリサイクルプロセスは、株式会社高速、そして日本製紙グループや東罐興業といった企業の協力を得て行われます。回収はコース上の2カ所と大会会場で行われ、再生されたコップは今後の大会でも使用される予定です。

渋谷・表参道WOMEN’S RUNの見どころ

「渋谷・表参道WOMEN’S RUN」は、5,000人の女性ランナーが参加する10kmのランニングイベントです。今年で15回目を迎えたこの大会は、毎年出場希望者が増加し、今回も1万人以上のエントリーが集まりました。新たに導入される2.4kmのファンラン「表参道Runway」や、参加賞として配布されるニューバランスオリジナルTシャツ、フィニッシュしたランナーに贈られるヴァンドーム青山のオリジナルブレスレットなど、魅力的な企画が盛りだくさんです。

当日は華やかなウェアに身を包んだ女性たちが午前9時に代々木公園をスタートし、渋谷や表参道、明治神宮を巡る多彩なコースを駆け抜けます。

未来へ続く持続可能なランニング理念

アールビーズは、これまでも多くの大会でリユース素材を活用し、リサイクルの推進に取り組んできました。今後も環境に優しいランニングイベントの実現に努め、持続可能な社会の構築に寄与していこうとしています。

このような挑戦が広がることで、ランニングイベントの新しいかたちが生まれ、環境への負荷を減らしながらも、多くの人々に楽しさと感動を提供することが期待されます。参加者たちも、美しい景色と共に、自らの行動が未来につながることを実感しながら走ることができるでしょう。

この「渋谷・表参道WOMEN'S RUN」での画期的な試みは、他のイベントにも波及効果をもたらすことが予想され、今後のランニングイベントのあり方に大きな影響を与えるでしょう。環境意識を高める素晴らしい機会となることを願っています。