冨永愛がフラフ作りに挑戦!
日本の伝統文化を未来に伝えていくことをテーマとした番組「冨永愛の伝統to未来」。この番組の最新エピソードでは、モデルであり文化アンバサダーの冨永愛が高知県香美市に位置する吉川染物店へ訪れ、「フラフ」という伝統工芸の制作現場を体験します。
フラフとは何か?
「フラフ」とは、高知県に古くから伝わる伝統工芸品であり、主に端午の節句に男の子の健やかな成長を願って飾られるものです。江戸時代末期から作られ続けており、鯉のぼりと共に揚げられる美しい大旗です。その起源は諸説あり、オランダ商人が長崎の出島から持ち込んだものが高知に伝わったとも言われています。「フラフ」という名称は、英語の「Flag(フラッグ)」またはオランダ語の「Vlag(フラハ)」から転じたものと考えられています。
フラフの特徴は、その大きさと色鮮やかさ。元々は大漁旗をイメージして作られたもので、地元の人々の気質から次第に大きくなり、目立つものを追求するスタイルが生まれました。
吉川染物店の290年の歴史
今回、冨永愛が訪れた「吉川染物店」は、290年以上の歴史を誇る店舗で、代々受け継がれているフラフ作りの伝統が息づいています。現在、五代目の吉川毅さんがその技術と情熱を受け継いでいます。店内に入ると、畳17畳分の大きな旗が広がり、その美しさと迫力に冨永は圧倒されます。
聞き取りでは、吉川さんが、フラフに描く絵柄について「節句に揚げることが多いため、武者や金太郎が一般的です。最近では、様々なリクエストが増えていまして、例えばクジラに乗った金太郎なども手がけています」と語ります。フラフに絵を描き、色を染める作業は全て手作業で行われ、吉川さんは見えない裏面もしっかりと染めることを重視しています。「見えないところを丁寧にやることで、見える部分がより美しくなると信じています」と情熱を示します。
初体験の色塗り
そして、冨永愛もこの伝統技術の一端を担うことに。波の上に描かれたクジラの色を塗る作業を手伝うことになります。初めての体験に緊張しながらも、吉川さんの指導のもと、色をまとうクジラに挑む姿が映し出されます。肩に力が入ってしまう冨永に、「大丈夫、力を抜いて」と優しく声をかける吉川さん。果たして、彼女はうまくクジラに色をのせることができたのでしょうか?
番組とSNS情報
このエピソード、冨永愛の「フラフ」初体験は、7月16日(水)午後10時からBS日テレで放送されます。また、番組の公式SNSでは、ロケ時の貴重なオフショットやエクスクルーシブな情報も随時発信されています。
- - 【番組名】冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~
- - 【放送日時】毎週水曜よる10時
- - 【放送局】BS日テレ
次回の放送もお楽しみに!その地域ならではの文化や伝統に触れながら、冨永愛の魅力を存分に堪能してください。