映画化『認知症』
2025-05-13 08:24:27

『認知症世界の歩き方』が実写映画化、クラウドファンディングに挑戦します!

映画『認知症世界の歩き方』が実写化決定!



2025年5月13日、累計20万部のベストセラー書籍『認知症世界の歩き方』が実写映画として世に送り出されることが決定しました。特定非営利活動法人イシュープラスデザインの代表、筧裕介氏が立ち上げた本プロジェクトは、認知症をテーマにしたヒューマンドラマを描きます。作品は、日本を皮切りに世界8か国でクラウドファンディングが開始され、多くの人々に参加を促すことが狙いです。

認知症の世界を旅する映画



『認知症世界の歩き方』は、認知症の当事者が感じる世界を「旅のスケッチ」と「旅行記」の形で表現した書籍からインスパイアされた映画です。物語は、認知症の父親と息子が一緒に旅をする中で、さまざまな困難に直面しながらも少しずつ絆を深めていく過程を描いています。この映画は、認知症を持つ人々が直面する現実や感情をリアルに映し出し、多くの人に共感を与えることを目的としています。

映画化の背景



現代社会では、認知症に対する誤解や偏見が根強く、媒介された理解によって多くの当事者が孤立している現実があります。映画は、そんな誤解を解きほぐし、より多くの人に正しい理解を届ける手段として位置付けられています。「認知症って、こういうことだったのか」と観る人の心にスッと入るような、そんな作品づくりを目指しています。

観客と作り上げる映画



映画制作にあたり、まず日本でクラウドファンディングが行われ、その後フランス、台湾、中国、韓国、イギリス、アメリカ、カナダ、シンガポールの8か国に展開されます。認知症は特別な誰かの問題ではなく、私たち一人ひとりの問題であるという認識を広めるために、多くの人々を巻き込んでいきます。

クラウドファンディングの詳細



具体的なクラウドファンディングのスケジュールは、以下の通りです:
  • - READYFOR(日本) :2025年5月13日(火)9時〜7月11日(金)23時、目標金額500万円
  • - KICKSTARTER(英語圏) :2025年6月2日(月)9時〜、目標金額100万円
  • - ULULE(フランス) :2025年6月9日(月)9時〜、目標金額100万円
  • - Zec Zec(台湾) :2025年6月16日(月)9時〜、目標金額500万円

支援を通じた特別な体験



クラウドファンディングでは、支援者向けに多彩な返礼品が用意されています。たとえば、『認知症世界の歩き方』の実践編と漫画版のセット、また、一泊二日の「認知症世界」コンセプトホテルの宿泊券が手に入る特別なコースも!支援の形式によって多彩な体験が得られるので、映画制作に貢献することができます。

映画の監督と制作メンバー



この映画の監督には田村祥宏氏が名を連ねており、彼は社会課題に関する映画制作に情熱を注いできた方です。またプロデューサーには、筧裕介氏が務め、この映画の原作者でもあります。これまでの作品に数多くの受賞歴があり、映画制作においても新たなチャレンジを行っています。

未来を見据えたイベント



本映画制作決定を記念して、脱偏見をテーマにしたイベントが全国各地で開催され、映画のメッセージをより多くの人々に伝える活動が行われます。様々なゲストを迎え、多角的な視点から認知症について語り合う場を提供することで、理解が広がることを目指しています。

最後に



『認知症世界の歩き方』という映画は、ただの娯楽作品ではありません。認知症を持つ人々の視点から描かれる現実を、観る人々に届けるための重要なプロジェクトです。ぜひ、多くの方にこのクラウドファンディングに参加していただき、共に新たな視点で「認知症」を理解する旅に出かけませんか?


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