ルーニー・マーラ主演の新作映画『ラ・コシーナ/厨房』が公開決定
ハリウッドで実力派として知られるルーニー・マーラが出演する映画『ラ・コシーナ/厨房』が、2024年6月13日(金)から全国で公開されることが決まりました。今回の映画は、第74回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で高い評価を受けた作品で、人間ドラマを描くヒューマン・エンターテインメントとして注目を集めています。
社会風刺が効いた内容
本作「ラ・コシーナ」は、イギリスの劇作家アーノルド・ウェスカーの戯曲「調理場」を原作に、舞台をニューヨークの観光客向け大型レストラン「ザ・グリル」に設定。観光客で賑わうレストランの中で、様々なバックグラウンドを持つ移民たちが日々の業務をこなしながら織り成すドラマを描いています。映画はモノクロームでスタイリッシュに仕上げられており、都市の先進性と、アメリカンドリームを追い求める移民たちの厳しい現実が対比されます。
予告編とビジュアルが解禁
最近解禁された日本版予告編は、「ザ・グリル」での一日の忙しさと緊張感を捉えています。朝、売上金の一部が紛失したことが発覚し、全従業員に犯人捜しが指示されると、厨房の雰囲気は一気に殺伐とします。この混乱の中で、主人公ペドロと彼の恋人ジュリアが複雑な関係性を築いていく様子が描かれています。
魅力的なキャラクターとキャスト
料理人のペドロを演じるのは、メキシコからの新星ラウル・ブリオネス。彼は、大人になりきれないトラブルメーカーながらも料理の腕は天下一品というキャラクターをリアルに演じ、映画界からも高く評価されています。恋人であるジュリア役には、名実ともにトップクラスの女優ルーニー・マーラがキャスティングされ、彼女の演技にも注目が集まっています。
映画のストーリー
物語は、ニューヨークのレストラン「ザ・グリル」で、売上金盗難事件が発生するところから始まります。従業員たちが抱えるさまざまなストレスや秘密が交錯し、ダイナミックでカオスな状況が展開されていきます。果たして、彼らの一日は無事に終わるのか、期待と不安が高まります。
高い評価を得た監督
監督と脚本を務めるのは、ベルリン国際映画祭常連のアロンソ・ルイスパラシオス。本作は多くの映画祭で受賞歴があり、ルカ・グァダニーノ監督も大絶賛しています。後々の映画界においても、その作品への影響力は計り知れません。
91199471325104537/とことんご注目、6月公開の『ラ・コシーナ/厨房』。移民の人間模様や、わずかな希望を追い求める姿がどのように描かれるのか、是非映画館で体感してほしいですね。