音楽で繋ぐ防災の意識！BOUSAI FES 2026が郡山で開催決定

福島出身の大学生たちが主催する音楽イベント「BOUSAI FES 2026」が、2026年3月7日に郡山のHIPSHOT JAPANで開催されることが決まりました。このフェスは、東日本大震災から15年の節目を迎えるにあたって、音楽を通じて防災の重要性を広めることを目的としています。

「BOUSAI FES 2026」のコンセプト

このイベントは、2025年9月に東京で行われた「BuzzyFes 2025」の発展版として企画されました。福島で被災した経験を持つ代表の隂山弘暉氏が、「3.11の記憶や教訓を風化させず、次の世代へとつなげる」思いから防災活動を支援するために立ち上げたプロジェクトです。音楽を通じたアプローチで、防災の重要さを自然に感じてもらいたいという願いを込めています。

出演アーティスト

BOUSAI FES 2026には、福島県で初ライブを行うアーティストなど、個性豊かな3組が参加します。なお、これらのアーティストたちもイベントの趣旨に賛同しており、特別ステージが期待されます。

1. ルサンチマン

オルタナティブロックバンドのルサンチマンは、2018年に東京で結成され、重厚なサウンドと力強い歌詞で人気を集めています。彼らの楽曲は聴く人の心に響き、今後も進化を続ける姿勢が魅力です。過去には大規模フェスへの出演経験もあり、多くのファンを魅了しています。

2. 鉄風東京

仙台を拠点に活躍する鉄風東京は、エモの要素を取り入れた疾走感あふれる音楽を作り出しています。彼らの歌詞は等身大で、聴く人の共感を呼び起こします。公開したMVは100万回以上の再生を記録し、さらに勢いを増しています。

3. anewhite

東京を拠点とするスリーピースロックバンドのanewhiteは、日常の感情の揺らぎを音楽で表現しています。文学的な歌詞と、爽やかさと鋭さが共存する音楽スタイルに注目が集まっています。

体験コンテンツの紹介

この音楽フェスでは、参加者が楽しむことができる特別な体験コンテンツを用意しています。

1. 寄せ書き横断幕企画

来場者が書いたメッセージを横断幕にし、双葉町の伝承館に寄贈・展示します。皆さんの声が震災の記憶を未来に伝える一部となる貴重な取り組みです。

2. 郡山駅前の飲食店との連携企画

駅前の飲食店との協力により、リストバンド提示による特典サービスを実施します。また、グルメガイドを配布し、来場者に地域の美味しい食を楽しんでもらえるようにします。

3. フェス限定オリジナルグッズ

日常使いができつつ、防災にも役立つ実用的なBOUSAI FES限定のオリジナルグッズを販売予定です。これにより、参加者が持ち帰る思い出とともに備えを持ち帰ることができます。

チケット情報

BOUSAI FES 2026の前売りチケットは2025年12月5日から販売中です。一般チケットは4,500円、学割チケットは4,000円（別途ドリンク代がかかります）で、既に多くの関心を集めています。動員が期待されるこのイベントで、音楽を楽しみながら防災に対する意識を高める機会を逃さないでください。