東京・神楽坂の料亭「幸本」で楽しむ伝統の幇間芸と絶景の年忘れ会

幸本で貴重な幇間芸を楽しむ特別イベント

東京・神楽坂の老舗料亭「幸本」で、今年の年の瀬を彩る特別なイベントが開催されます。11月から12月にかけて行われる第24回神楽ごよみ「七好＆八好年忘れ幇間芸を楽しむ会」では、日本の伝統的なお座敷芸である幇間芸を楽しむ貴重な機会が提供されます。

幇間芸とは

幇間（ほうかん）とは、宴席において芸者と客をつなぐ役割を担う男性芸者のことで、その技とセンスは宴の雰囲気を一層盛り上げてくれる重要な存在です。全国に数名しか存在しない貴重な職業で、東京の花柳界文化を理解するためには欠かせません。このイベントでは、櫻川七好さんと松廼家八好さんの2名の幇間がパフォーマンスを行い、4名の神楽坂芸者衆が踊りを披露します。

イベントの魅力

参加者は、幇間の軽快な語りや、宴を盛り上げる技術を目の当たりにしながら、豪華な会席料理と共に過ごすことができます。料金は37,000円（税込）で、全7品からなる本格的な会席料理や飲み放題、そして幇間や芸者へのお花代などが含まれています。初めての方でも安心して参加できる料金設定で、多くの方に伝統芸能の魅力を体験してもらうことが目的です。

さらに、特筆すべきは、参加者には来年の「神楽坂をどり」公演のチケットを優先的に確保できる特典があります。2026年に開催予定のこの公演は、神楽坂の文化を未来に残すための大切なイベントです。この機会を逃さず、出席を検討されるべきでしょう。

伝統文化をもっと身近に

この「神楽ごよみ」は、初めて訪れる方でも伝統文化を身近に感じてもらえるよう考慮されています。一般公開が開始され、これまで常連客のためのイベントだったものが、新たな時代に向けて道を開いた形となります。アットホームな雰囲気で行われるため、宴中の写真撮影や動画撮影も許可され、参加者はより深く楽しむことができます。