大学生と共に進化するパラスポーツの魅力を探る新しいプロジェクトが始動

新しい挑戦の舞台「パラスポデザインカレッジ」とは

2025年10月23日、株式会社運動通信社がサントリーホールディングスと協力して、大学生を対象とした「パラスポデザインカレッジ」の第5期メンバーの募集を開始しました。このプログラムは、若者にパラスポーツの魅力を訴求し、共生社会の実現を目指しています。

プロジェクトの背景

本プロジェクトは、2014年に始まった「サントリーチャレンジド・スポーツプロジェクト」の一環です。このプロジェクトは、車いすバスケットボールのオフィシャルパートナーとして、パラスポーツを支援する重要な取り組みです。運動通信社が中心となり、特にアマチュアスポーツの発展を目指す活動の中で誕生しました。

参加者が担う役割

「パラスポデザインカレッジ」は、1年4ヶ月の間に大学生がパラスポーツの魅力を自ら考え、アクションを起こすことを目的としたプロジェクトです。これまでのメンバーは、選手名鑑の制作や取材記事の発信、車いすバスケットボール体験イベントを開催するなど、多岐にわたる活動を展開してきました。また、第4期には「東京2025デフリンピック」の推進にも寄与しました。

新たな挑戦と育成の目標

第5期では、参加する大学生にスポーツファンの育成に関する学びや体験を充実させることが目指されています。自治体や企業、メディアとの連携を深め、学生をパラスポーツの「エバンジェリスト」として育てていくことに挑戦します。

応募情報

- 実施期間: 2025年12月から2027年3月の1年4ヶ月間
- 応募期間: 2025年10月23日から11月3日
- 対象: 大学1～3年生で、関東エリア在住の方。パラスポーツに関心のある方

詳細や応募はプロジェクトページからご確認ください。競争が激しいこの環境の中で、多様性の象徴であるパラスポーツを広める活動に参加するチャンスをつかみましょう。

パラスポーツが持つ可能性

サントリーが提唱する「チャレンジド・スポーツ」は、障がいを持つアスリートたちに新たな挑戦の場を提供することを目指しています。これにより、彼らの努力や成果を広く伝え、競技の魅力を広げる活動にも力を入れているのです。

若い世代がもたらすアイディアと情熱は、パラスポーツの未来を明るくする鍵となるでしょう。この共創プロジェクトを通じて、多くの新しい「ストーリー」が生まれることを期待しています。