自動車の型式指定制度セミナーで最新情報を学ぼう！

未来の自動車開発を見据えたセミナーのご案内

2025年7月11日（金）午後1時から3時40分にかけて、国土交通省と（株）ベリサーブの専門家によるセミナー「自動車の型式指定制度と開発の効率的な法・規格対応」がオンラインで開催されます。このウェビナーは、自動車業界における重要なテーマ、とりわけ新たな車両型式指定制度や自動運転時代における法規制対応についての最新の知見を学び、実務に役立てるための絶好の機会です。

セミナーの概要

本ウェビナーでは、国土交通省の辰野誠哉氏、（株）ベリサーブの横田浩行氏、大和田茂樹氏、中西駿太氏が講師を務め、自動車の型式指定制度における不正防止策や、自動運転時代に求められる新しい法規制や規格への対応策に関する講義を行います。講義内容は以下の通りです。

1. 自動車の型式指定制度における不正防止対策（辰野誠哉氏）

まず、辰野氏が、自動車の型式指定申請における最近の不正行為について触れ、国土交通省が行った「自動車の型式指定に係る不正行為の防止に向けた検討会」の概要と、今後の制度の動きについて解説します。

具体的には、検討会の設置背景やとりまとめの内容、改正法令についての詳しい説明が行われ、これからの規制の流れを理解する絶好の機会になります。

2. SDV／自動運転時代の法規・規格対応（横田浩行氏、大和田茂樹氏、中西駿太氏）

次に、横田氏、大和田氏、中西氏が、SDV（ソフトウェア定義車両）時代における法規制や国際規格への対応について具体例を交えて説明します。自動運転関連の開発が進む中、開発の複雑性が増す一方で、関連する規格への準拠が求められる現状を踏まえた内容です。

特に、ベリサーブ社のALMツール「ConTrack」を使用した情報管理システムによる効率的な品質説明力向上の取り組みについて詳しく紹介されます。具体的な事例としては、仕様書の変更における品質向上や、サイバーセキュリティ規格への適合に向けた成果物の具体化が話される予定です。