空手WEEK2025レポ
2025-10-09 11:18:35

東京武道館で4日間にわたった空手WEEK2025の感動の記録

空手WEEK2025の盛況な開催レポート


2025年8月、東京武道館にて行われた「空手WEEK2025」が大変な盛り上がりを見せました。本大会は公益財団法人全日本空手道連盟が主催するもので、スローガンは「磨かれていく、自分」。少年少女からパラアスリートまで、合計4,138名の選手が参加し、観客の来場者数も延べ2万人を超えるなど、昨年比で大幅に規模が拡大しました。

この大会は単なるスポーツイベントではなく、空手を通じた社会貢献の重要性を考えさせる機会でもありました。

新たな価値を生むスポーツの大会


開催期間中、デフリンピックの日本代表として11月に試合に臨む小倉涼選手と森健司選手が、それぞれの部門で組手と形のダブル優勝を果たしました。特に森選手は開会式での選手宣誓を務め、会場を沸かせました。大会終了後には、パラアスリートやその家族が参加できるカジュアルミーティングを実施し、108名が集まって意見交換を行いました。その中には「パラの専門家を大会運営に加え希望」という声もあり、参加者が直面している課題にスポットを当てる有意義な時間が持たれました。

また、8月22日に開催されたデフ空手体験会には27名が参加し、聴覚障害を持つ体験者と共に、日常生活での困難や手話を学ぶ機会も提供されました。

目を引く寄付活動と教育の場


大会では新たな取り組みとして、試合得点を元に「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)へ寄付を行うしくみも導入されました。試合の得点は1ポイント20円に換算され、結果としてポリオワクチン約1万6千本相当の寄付が実現。この活動は空手道の新たな価値を示し、参加者全員にとって成果を実感できるものでした。

さらに、全日本空手道連盟は国士舘大学の「地域武道実習」において7名の学生を大会運営スタッフとして受け入れ、若手人材育成にも一翼を担いました。学生たちは組織運営や大会運営の在り方を学び、今後空手界を牽引するリーダーに成長することを期待されています。

映画とも連携した楽しい企画


また、映画『ベスト・キッド:レジェンズ』とのコラボレーションも好評を博しました。優勝者には「ベスト・キッド賞」が贈呈され、フォトスポットも設けられました。映画と空手のコラボによって、参加者や観客は楽しみながら空手を体験することができました。

空手WEEKを盛り上げたププの登場


さらに、SNS総フォロワーが150万人を超える人気キャラクター「ププ」が、公式サポーターとして登場し、オリジナルのかき氷やフォトスポットでの記念撮影など、多彩な企画を展開しました。地元の子どもたちと共に行った「パプリカラテ」の披露も、大会の華やかさを倍増させました。

未来への展望


「空手WEEK2025」を通じて実現した経験と成果は、今後の空手界における新たな道標となります。大会を主催した笹川善弘会長は、スポーツイベントが地域や社会に貢献する意義を強調し、今後も大会を愛されるものにしていく決意を表明しました。

大会は2025年8月21日から24日まで、東京武道館で開催されます。競技だけでなく、地域社会への貢献も視野に入れた新しい形のスポーツイベントを目指しています。ここから一人一人の力を結集し、空手を通じて世界をつなげていく取り組みに期待が高まります。

開催概要


  • - 日程: 2025年8月21日(木)~24日(日)
  • - 会場: 東京武道館(東京都足立区)
  • - 主催: 公益財団法人全日本空手道連盟
  • - スローガン: Grow up+ 磨かれていく、自分。
  • - 参加者実績:
- 選手数: 4,138名(昨年比 約1.68倍)
- 来場者数: 20,000名(昨年比 約1.66倍)


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