「モルックの聖地」御殿場市が3度目の表彰！スポーツ交流の新たな拠点へ

御殿場市の新しいスポーツ交流拠点「モルック」

静岡県御殿場市が、スポーツ庁による「スポーツ・健康まちづくり優良自治体表彰」で3度目の受賞を果たしました。この表彰は、地方創生とまちづくりの一環として、スポーツを通じた住民の交流や健康促進が評価されるものです。特に、今回は「モルック」という新しいスポーツを通じた取り組みが高く評価されました。

「モルック」は、フィンランド発祥のアウトドアスポーツで、木の棒を使ってピンを倒すシンプルなルールが特徴です。御殿場市では、このモルックの普及を促進し、他市町との交流を深める活動が活発に行われています。特に、モルックの世界大会で見せた市に縁のあるアスリートたちとのコラボレーションが成果を上げ、地域のスポーツ交流人口を大幅に拡大させました。

地域スポーツの振興と交流の拡大

御殿場市は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのレガシーを受けて、「サイクルスポーツのまちづくり」や「空手のまちづくり」などの取り組みを進めてきました。その結果、令和3年度と令和4年度には続けて受賞を果たし、今回の受賞で3回目となります。これまでの取り組みが、モルックを通じた新たな交流の場と結びつき、スポーツに対する関心を高めているのです。

御殿場市は、モルックの普及だけでなく、国内外の大会誘致を目指し、地域の魅力を引き出すイベントも企画しています。市民だけでなく、観光客にも楽しめるスポーツアクティビティを展開し、地域経済の活性化を図ります。例えば、特別ゲストとしてスポーツジャーナリストの増田明美氏が参加するイベントや、沖縄バスケットボール株式会社の安永淳一氏を招いた指導など、多彩なメニューが展開される予定です。