小さな空手家の挑戦
令和7年7月2日、高槻市役所に小さなヒーローが姿を現しました。高槻市立郡家小学校2年生の石山ひまりさんが、市長の濱田剛史氏に、空手道の全国大会出場を報告するために訪問しました。ひまりさんは、5月に行われた大阪府大会の個人組手小学女子2年の部で見事優勝を果たし、8月22日に開催される「第25回全日本少年少女空手道選手権大会」に出場することが決まっています。
空手との出会い
ひまりさんは、幼稚園時代に知人の空手大会を観戦したことがきっかけで、空手に興味を持ちました。その場で選手たちが繰り出すダイナミックな技やスピード感に強い魅力を感じ、自ら道場に通い始めたのです。これまでに彼女は、第47回大阪府小学生空手道選手権大会では個人形の部で準優勝し、さらに第24回全日本少年少女空手道選手権大会では個人形の部でベスト16に入賞するなど、輝かしい成績を収めています。
大阪府大会での優勝
令和7年5月11日には、第48回大阪府小学生空手道選手権大会の個人組手小学女子2年の部に出場し、ひまりさんは自らの得意技である中段突きを駆使してトーナメントを進出。33人の選手が出場する中で勝ち抜き、見事優勝を果たしました。この勝利によって、彼女は全国大会への切符を手にすることができました。
市長への意気込み
市役所での訪問では、「練習の成果をしっかり出して大会で一番になります」と意気込みを語るひまりさん。これに対し濱田市長は、「持てる力を存分に発揮し頑張ってください。応援しています」とその努力を称賛し、激励の言葉を送っていました。
これからの挑戦
ひまりさんの活躍は、同じように空手を習う子どもたちや地域の人々にとって大きな励みとなることでしょう。彼女の純粋な情熱と努力は、空手道の精神を体現しており、今後の成長が楽しみです。
8月の全国大会に向けて、さらなるトレーニングを重ねるひまりさんの姿に、ぜひ応援の声を届けたいものです。彼女の戦いが多くの人に感動を与えることを期待しています。