ヴィッセル神戸が新たな循環型ショッパーを販売
2025年9月23日、サッカークラブ「ヴィッセル神戸」が、サステナビリティを推進する新たな取り組みとして「ヴィッセル神戸循環型ショッパー」の販売を開始することを発表しました。このショッピングバッグは、粉々にされた不要な包装プラスチック袋を再利用して作成されており、スポーツを通じて持続可能な未来を目指す一環として位置づけられています。
サステナビリティの推進
この取り組みは、楽天グループとヴィッセル神戸の共同プロジェクトの一部であり、「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」というテーマのもとで進められています。サポーターやファンと共に持続可能な社会を築くために、様々な活動が計画されています。
具体的には、2025年の春に、グッズ売り場に不要なプラスチック袋を回収するボックスが設置され、多くのサポーターが参加する形でリサイクル活動がスタートしました。この袋は、ヴィッセル神戸のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」でも収集され、回収されたプラスチックは新たなショッパーとして再生されるのです。
循環型ショッパーの魅力
「ヴィッセル神戸循環型ショッパー」は、ヴィッセル神戸のエンブレムと「A BETTER FUTURE TOGETHER」のロゴがデザインされ、エコ意識を持ちつつもスタイリッシュなアイテムに仕上がっています。このバッグの販売収益は同スタジアムの設備費用に充てられ、さらなるサステナビリティの取り組みへとつながります。
環境意識を高める活動
過去数年にわたり、楽天とヴィッセル神戸は多くのエコ活動を行ってきました。スタジアムでのごみ分別を促進する「Eco Station by Rakuten」の設置や、選手たちによるごみ分別啓発動画の配信もその一環です。これらの取り組みは、ただのエコ活動に留まらず、サポーターとのつながりを深める重要な要素として機能しています。
今後の展望
「ヴィッセル神戸循環型ショッパー」は、発売日以降も多くのサポーターに利用され、地域社会への環境意識の向上に貢献することでしょう。楽天とヴィッセル神戸は、これからもスポーツを通じた資源循環の推進に尽力し、楽しめるスポーツ環境の維持に寄与していく所存です。
この新たな試みは、ヴィッセル神戸のホームゲームでの体験をよりエコフレンドリーなものにするだけでなく、サポーター全員が参加できる持続可能な未来の構築へとつながるでしょう。