第4回カフェトークオンラインピアノコンクール結果発表
世界中から集まった才能、カフェトークオンラインピアノコンクールの結果が公開されました。日本最大級のオンライン学習プラットフォーム「カフェトーク」では、90カ国からの講師と130カ国の生徒をマッチングし、音楽教育を広めています。2025年9月11日、待望の第4回オンラインコンクールが実施され、素晴らしい演奏が披露されました。
一般部門と小学生部門の結果
今回のコンクールは、一般部門と小学生部門の二つのカテゴリーで開催されました。一般部門では、ショパンのノクターンOp27-1を演奏された島田知加子さんが見事一位を獲得。続いて、伊藤綾さんがベートーヴェンの「テンペスト」第3楽章で二位に輝きました。また、優秀賞には小林直子さんが、奨励賞には川南文平さんが選ばれました。
一方、小学生部門は最優秀賞を受賞した三浦咲嬉さんがギロックの「フラメンコ、おばけのダンス」を演奏し、見事にその栄誉を勝ち取りました。奨励賞を受賞したまゆりさんとZeng Liang-Syuanさんも、ベートーヴェンの「エリーゼのために」でその実力を証明しました。
受賞者のコメント
島田知加子さん(一位)
島田さんは、受賞コメントで音楽への深い情熱と個人的な経験について語りました。「音楽は時に悲しみを癒し、勇気を与えてくれる」と述べ、自身の愛猫を失った後の心情をもとに、ノクターンを演奏した意義を強調しました。音楽を通じて前進する姿勢は、多くの人に勇気を与えます。
伊藤綾さん(二位)
伊藤さんもまた、演奏の背景にある努力について触れました。「練習ではペダルにかなり苦労した」と述べ、再びピアノに向き合うことができた感謝の気持ちを表しました。彼女の音楽への愛情は、聴く人にも伝わることでしょう。
審査員の言葉
審査員を務めた須藤梨菜、田中英純、三重野奈緒の各先生方は、参加者の演奏に感激した様子でコメントを寄せました。音楽に対するそれぞれの情熱や成長への期待感を強調し、挑戦することの重要性を訴えました。「音楽は年齢を問わず楽しめるもの」との言葉は、挑戦者にとって背中を押す励ましとなるものです。
今後の展望
カフェトークは、2014年からオンラインピアノレッスンを開始し、これまでに多くの学びの場を提供してきました。次回のコンクールは2025年11月に予定されており、さらに多くの才能を発掘する機会となることでしょう。様々な国から参加者が集まるこのイベントは、音楽を通じて国際的な交流も促進しています。オンラインでの学びという新たな形が、これからの音楽教育の未来を切り拓いていくことでしょう。
音楽の魅力や挑戦の精神を持って、皆さんもぜひ次回のイベントに参加してみてはいかがでしょうか。感動的な演奏とともに、あなた自身の成長を実感する貴重な機会がそこに待っています。