水10ドラマ主題歌YOASOBI「劇上」MV、実写映像初披露の瞬間!

新たな物語を紡ぐYOASOBIの「劇上」MV

2025年10月8日（水）23:15に、YOASOBIの最新曲「劇上」のミュージックビデオがYouTubeでプレミア公開される。この曲は、現在フジテレビで放送中の水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の主題歌だ。ドラマの第2話が放送される直後のタイミングでの公開に、ファンも期待を寄せている。

新・水10ドラマは1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷幸喜が独自の視点で描くオリジナルストーリーを展開。この作品は彼の半自伝的要素を盛り込みながら、人々の生き様を描いている。ドラマのテーマは “この世界は舞台であり、人々は皆役者である” というもので、これに応じた楽曲として「劇上」が位置づけられている。

独創的な「劇上」

「劇上」は、三谷幸喜が自らの短編小説『劇場ものがたり』を基に新たに作成した楽曲である。YOASOBIにとって、初めての試みとしてコンポーザーのAyaseがボーカル参加するWボーカルのスタイルが採用されており、このユニークな構造が聴く人々に新しい体験を提供する。また、歌詞に込められたメッセージも深く、その背後にはシェイクスピアの名言を引用し、この世を舞台として捉えることで、役割を演じて生きることの重要性が語られている。

美しい映像美

「劇上」のミュージックビデオは、YOASOBI史上初めての実写映像であり、彼ら自身が出演するという特別な作品だ。このMVには、ドラマの主要キャストである菅田将暉や二階堂ふみも登場し、豪華な映像に仕上がっている。映像監督は、新鋭のPennacky氏が担当し、ドラマのメッセージと楽曲の世界観を映像に見事に具現化している。視覚と聴覚の両方から、視聴者を引き込むこと間違いなしだ。

キャストからのコメント

また、MVの公開にあたって、YOASOBIのAyaseとikura、さらには菅田将暉、二階堂ふみからのコメントも寄せられている。YOASOBIのAyaseは、「それぞれが自分の舞台を演じているとの思いを込めた映像表現を目指しました」とし、特別なコラボレーションとしての位置づけを強調している。菅田将暉は、主題歌の哲学に感動し、自身がそのメッセージを観ることによって伝達できることに喜びを見出していると語った。

二階堂ふみも、「誰しもが自分のステージで演じて生きるということを感じさせる楽曲だ」とし、YOASOBIの世界に関わることができた幸運を語っている。

配信情報

楽曲は2025年10月2日に配信リリースされる予定で、作詞・作曲はAyaseが手掛けている。音楽の配信URLも用意されており、知名度が高いYOASOBIの新たな作品への関心が高まることが期待されている。公式SNSでもこの楽曲に関する情報が積極的に発信されており、ファンはぜひともチェックしておくべきだ。