ドローンサミットで技術公開
2025-09-09 14:46:05

ジェイテクト、初出展のドローンサミットで最新技術を披露

ジェイテクト、初出展のドローンサミットで最新技術を披露



株式会社ジェイテクト(愛知県刈谷市、社長:近藤 禎人)は、2025年9月24日から25日にかけて「ポートメッセなごや」で開催予定の第4回ドローンサミットに初めて参加します。このイベントは愛知県、経済産業省、国土交通省が主催し、ドローン技術の最前線を展示する重要な場となっています。

ジェイテクトのビジョン



ジェイテクトは「技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にする」というミッションを掲げ、2030年までに「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」を目指しています。この変革には、既存製品の高付加価値化と新領域への挑戦が求められています。今回のドローンサミットへの出展もその一環といえるでしょう。

出展概要



ジェイテクトは「Sora Michi」プロジェクトの参画企業としてブースを設け、最新の技術と製品を紹介します。このプロジェクトは愛知県の特性を活かし、ドローンの社会受容性と供給力の向上を目指しています。

展示する主な製品は、国産フライトコントローラーと、自動車のバックアップ電源向けに開発された高耐熱リチウムイオンキャパシタ「Libuddy®」です。これらは、特にドローンの安定性や運動性能を大幅に向上させるために開発が進められています。

フライトコントローラー



自動車のステアリングシステムの技術を応用し、高い応答性と安定性を持つフライトコントローラーは、特に風などの外的要因による影響を受けにくく設計されています。試作評価テストでは、突風時の安定性向上が確認されており、今後の改良に期待が寄せられています。

高耐熱リチウムイオンキャパシタ「Libuddy®」



このキャパシタは、放電と充電が非常に速く、優れた出力密度を持つことが特徴です。また、繰り返しの充放電による性能劣化が少なく、長寿命であるため、自動車向けに開発した補助電源システムへの搭載が可能です。これにより、ドローンの運動性能が飛躍的に向上します。

シンポジウムでの講演



出展だけでなく、ジェイテクトはシンポジウムでも講演を行う予定です。この講演は2025年9月24日(水)の11:05から11:30までで、ジェイテクトの中期経営計画やドローン技術の開発状況について触れ、愛知県のSora Michiプロジェクトにおける貢献について説明します。

ドローンサミットの詳細



第4回ドローンサミットは、2025年9月24日から25日まで開催され、入場は無料の事前登録制です。場所はポートメッセなごや第1展示館C・Dホールで、同時期にエアロマート名古屋2025も開催されます。小間番号はPl-22で、Sora Michiプロジェクトのブース内に位置しています。

愛知県名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地に位置し、未来のモビリティ社会を創造するための技術が目に見える形で紹介されるこのチャンスに、ぜひとも足を運んでみてはいかがでしょうか。最新の技術を知り、新たな挑戦を体験する絶好の機会となるでしょう。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: ジェイテクト ドローンサミット Sora Michi

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。