SDGs AICHI EXPO 2025と日本乗馬普及協会の取り組み
2025年の秋、愛知県で開催される日本最大級のSDGs推進フェア「SDGs AICHI EXPO 2025」に、特定非営利活動法人日本乗馬普及協会が出展します。このイベントは、持続可能な社会への意識を高めるために、多くの人々が集う場となることでしょう。
引退競走馬の現状と社会課題
競走馬の大半は5歳前後で競馬の世界から引退しますが、驚くことにその寿命は25歳前後にわたります。このギャップは、引退後の競走馬の受け皿づくりを社会として課題として捉える必要があります。日本乗馬普及協会は、この問題に対し、「あいちSDGsパートナーズ」や「豊橋市SDGs推進パートナー」と連携し、多様なステークホルダーと共に取り組んでいます。
乗馬の普及による新たな価値の創造
当協会が推進する乗馬の普及は、単なる趣味の促進にとどまりません。乗馬を通じて、地域社会と教育の現場がつながり、引退競走馬のセカンドキャリアを支える新たなモデルを提案しています。これによって、競馬界や牧場の人材不足を緩和できる可能性も出てきます。
ブース展示の見どころ
「SDGs AICHI EXPO 2025」では、引退競走馬のセカンドキャリアを創出するためのモデルを紹介するブースを設置します。具体的には、地域コミュニティや教育機関との連携事例を通じ、どのように乗馬が社会に貢献できるのかをわかりやすくご説明します。
また、大学の馬術部との連携に関する取り組みも紹介。学生たちが地域と協力し、乗馬の普及や教育に関する新しい展望を見出す様子をお伝えします。
さらに、愛知県内の競馬関連団体や大学と共に制作中のドキュメンタリーの予告も展示予定。具体的な内容は当日ブースでのお楽しみとして、ぜひご来場いただき、実際にその目で確かめていただきたいと思います。
ワークショップへの参加を
10月4日(土)には、午前10時30分から「引退競走馬のセカンドキャリアを考えよう!」をテーマにワークショップを開催します。この機会にぜひ、乗馬や競走馬に関心がある方々にご参加いただきたいです。
共創パートナーを求めて
日本乗馬普及協会では、企業や学校、地域のNPO、自治体などとの共同企画や教育プログラム、人材育成に関する相談を広く受け付けています。共にサステイナブルな社会を作るために、一緒に取り組んでいけるパートナーを募集中です。
最後に
日本乗馬普及協会は、2025年3月に設立4周年を迎え、多くの支援に感謝しています。今後とも、社会課題に立ち向かい、持続可能な未来を作るための活動を加速させていく所存です。
設立情報
- - 設立年月:2021年3月
- - 住所:愛知県豊橋市西幸町字浜池333-9、豊橋サイエンスコア109
- - ホームページ:日本乗馬普及協会
乗馬を介して新たな価値を生み出し、地域と共に成長する未来を一緒に考えていきましょう。