郷ひろみが語るチャイルド・ファンド・ジャパン50周年の歩みと未来

特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン（以下、CFCJ）は2025年に国際協力活動が50周年を迎えます。この節目を記念して、支援者である郷ひろみさんから感動的なメッセージ動画が寄せられました。

チャイルド・ファンド・ジャパンの源流

CFCJは、第二次世界大戦の敗戦後、国内の戦災孤児の支援を目的に設立されました。最初の26年間にわたり、海外からの援助を受けつつ、日本国内で約86,000名の子どもに対して約56億円の支援を行ってきました。この活動が日本の子どもたちの生活向上に寄与し、大きな成果を上げました。

「順送りの恩返し」とは？

1975年、日本が経済成長を遂げるとともに、CFCJは海外の資金援助を辞退。それと同時に「今度は日本がアジアの貧しい子どもたちを支援する」という理念のもと、国際協力の道を歩み始めました。「順送りの恩返し」とでも言うべきこの取り組みは、CFCJの原点であり、その後の活動に深い影響を与えました。

1975年にはフィリピンの子どもたちへの支援をスタートし、今ではネパールやスリランカの子どもたちにも支援を行い、年間約25,000人を支えるまでに成長しています。CFCJは、教育、栄養、暴力からの保護といったSDGsの目標に関連する活動を展開し、生成AIが引き起こす新たな問題にも取り組んでいます。

郷ひろみのメッセージ動画

郷ひろみさんは、2017年からCFCJの支援者として関わり、フィリピンの子ども2名の成長を見守っています。メッセージ動画の中では、支援を通じて成長した子どもたちへの思いや、彼らから届く手紙や成長記録をどう感じているかを語っています。また、郷さん自身も2022年に自身のキャリアの50周年を迎えたことを振り返り、ファンの支えへの感謝の気持ちを込めています。

この貴重なメッセージは、特設サイトで公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。

50周年記念事業の展望

CFCJは50周年を迎え、特設サイトで様々な情報やデータを発信しています。また、新たなコンテンツも随時公開予定です。これからの10年、20年、50年を一緒に創り上げ、「すべての子どもたちが健やかに成長できる社会」を目指し続けます。

チャイルド・ファンド・ジャパンについて

CFCJは、1975年からアジアを中心に貧困の中で暮らす子どもたちの支援活動を行っている国際協力NGOです。特にフィリピン、ネパール、スリランカを対象に活動を進め、現在では約2300万人の人々に支援を届けています。また、ウクライナやパレスチナ・ガザへの緊急支援も行い、幅広い視点から子どもたちの権利と生活向上に寄与しています。

このように、CFCJはこれからも多くの子どもたちに希望をもたらす活動を続けていくことでしょう。