東宝SF映画の金字塔「海底軍艦」サウンドトラックが再リリース！

映画「海底軍艦」の魅力再発見

1963年に公開された東宝の特撮映画『海底軍艦』は、今なお色あせない名作です。この映画は、万能戦艦「轟天号」が怪獣と戦う姿を描いており、特撮ファンや映画音楽ファンの間で長年にわたり愛されてきました。この度、ディスクユニオンの映画サウンドトラックレーベルCINEMA-KANより、待望のオリジナル・サウンドトラックが2025年4月9日にCDで再リリースされることが発表されました。

サウンドトラックの特徴

このサウンドトラックは、映画を彩るために作曲された伊福部昭の音楽を重厚にリマスタリングしたものです。長年にわたり東宝特撮サントラの制作に携わってきたエンジニアによる手が加えられ、より鮮やかに甦ります。特に、本編使用音源に加え、珍しいボーナストラックとして別テイクや効果音も収録されていますので、ファンにとっては見逃せない内容となっています。

60年の時を経ての再登場

『海底軍艦』は、明治時代のSF小説を基に、本多猪四郎監督と円谷英二特技監督のコンビによって怪獣映画と戦争映画のハイブリッドとして見事に映像化され、特撮映画の歴史に残る作品となりました。その公開から60年以上経った今、この作品が再び音楽を通じて新しい幕を開けることとなります。特撮ファン、映画音楽ファン共にこの歴史的な瞬間を心待ちにしていることでしょう。

映画の裏話と音楽の魅力

『海底軍艦』は、サブタイトルにもあるように、海底からの異星人による脅威に立ち向かう日本の戦艦が描かれています。その中で、伊福部昭の音楽は、物語の緊迫感を高めるだけでなく、感情的な深みをも与えています。本作のオリジナル・サウンドトラックを聴くことで、観客は映画当時の感動を再び味わうことができるでしょう。