梅雨の季節が近づく中、ドライブを楽しみたい方にとって非常に重要なタイミングがやってきました。雨天時の安全な運転を確保するためには、タイヤの状態をしっかりとチェックすることが不可欠です。このたび、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)島根支部が、「マイカー点検教室」を開催することをお知らせします。
開催概要
この教室は2023年6月9日(月)から6月13日(金)まで、島根県松江市東津田町にあるJAF島根支部で行われます。毎日10時から16時までの間にお越しいただければ、約30分のセッションで重点的に車両の点検方法を学ぶことができます。参加費は無料ですが、事前の電話予約が必要です。詳細な内容は、平日10時から17時まで0852-25-1123にお問い合わせいただければ、スタッフが詳しく案内してくれます。
雨天時のリスクと対策
梅雨に入ると、雨による路面の滑りやすさが運転に影響を及ぼします。実際、タイヤの溝の深さが十分でないと、道路の排水が適切に行われないことがあります。これが原因で、カーブを曲がる際に車が外側に膨らみがちになり、場合によっては車線をはみ出してしまうことがあります。また、濡れた路面でブレーキを踏むと、制動距離が長くなるため、事故の発生リスクが高まるのです。JAFでは、こういったリスクを原則的に避けるため、定期的なタイヤ点検を推奨しています。
体験できること
「マイカー点検教室」では、専門スタッフがマンツーマンで指導にあたります。エンジンルーム内の基本的なチェックや、タイヤの状態を確認する方法など、普段はなかなか自分で学ぶことが難しい内容を体験することができます。特に、車両トラブルの多くは日常点検によって未然に防ぐことができるため、知識を深める良い機会です。JAFの2023年度のロードサービス出動理由のデータによると、最も多いのが「バッテリー上がり」で、その次に多いのが「タイヤのトラブル」です。両者を合わせると、全体の約5割を占めるという実績があります。
参加方法
無料で学べるこの貴重な機会を逃す手はありません。「JAF島根マイカー点検」で検索すれば、公式サイトからも詳細情報が確認できます。また、QRコードやリンクからも各種情報を得ることが可能です。梅雨の訪れを前に、ぜひお出かけの前チェックとして、参加してみてはいかがでしょうか。安全運転をサポートするための第一歩を、JAFと共に踏み出しましょう。