大阪の空に現れた未来のモータースポーツ！AIR RACE X 2025がついに開幕

空がサーキットに！AIR RACE X 2025シリーズ最終戦

2025年9月6日、次世代の空中モータースポーツ「AIR RACE X」2025シリーズの最終戦が大阪で開催されました。「AIR RACE X 2025 積水ハウス大阪うめきたデジタルレース」は、AR（拡張現実）を活用し、都市の空をサーキットに変える革新的なイベントです。多くの観客が集まり、初めてのAR観戦スタイルに熱狂しました。

ドライバーたちの激闘

今回のシリーズでは、昨年のチャンピオンである室屋義秀選手（LEXUS PATHFINDER AIR RACING）と、新鋭のパトリック・デビッドソン選手（Team 77）、さらにはルーキーのアーロン・デリュー選手（Aarron Deliu Racing）が熱い戦いを繰り広げました。シリーズ初戦では、デビッドソン選手が優勝し、室屋選手が次いで2位、デリュー選手も5位に入り、存在感を示しました。

第2戦では、デリュー選手が予選1位を獲得し、決勝では室屋選手が逆転勝利。シリーズ全体が大混戦の様相を呈する中、最終戦の地となる大阪うめきたでは、予選でデリュー選手が1位を獲得。準決勝では、強力なライバルである室屋選手とデビッドソン選手が激突し、デビッドソン選手が勝ち抜いて決勝戦へと進出しました。決勝では、彼が見事に優勝を果たし、シリーズランキングを逆転してシーズンチャンピオンとなりました。

AR観戦イベントの成功

「エアレース X 2025 積水ハウス大阪うめきたデジタルレース」では、観客はARを通じて、実際の大阪の街並みを舞台に空を駆け抜けるレースマシンの姿を楽しむことができました。最高時速400kmで飛行する選手たちのパフォーマンスに、観客は圧倒されていました。

さらに、室屋選手やデビッドソン選手はステージに登壇し、トークショーを通じてファンとの交流も図りました。イベントのクライマックスとして行われた表彰式では、2025年シーズンのチャンピオンが発表され、大盛況のうちに幕を閉じました。