映画と食が織りなす北海道フービーフェスティバル2025の華やかな日々

北海道フービーフェスティバル2025：食と映像の饗宴

2025年10月10日から12日、北海道札幌市で開催された「HOKKAIDO FOOVIE FESTIVAL 2025（北海道フービーフェスティバル）」。このイベントは、北海道の食文化と映画の魅力を融合させた複合的なフェスティバルであり、全国から多くの来場者を惹きつけました。

スペシャルオープニングセレモニー

赤れんが庁舎前庭に繰り広げられたオープニングレッドカーペットセレモニーは、今年のスペシャルサポーターであるTEAM NACSをはじめ、安達祐実、市原隼人、三吉彩花などの豪華ゲストが参加。特に大泉洋さんが登壇するや否や、雨が降り出すというハプニングもあり、会場は和やかな笑いに包まれました。

この映画祭のスタートを飾るのは、秋の新作映画『おいしい給食炎の修学旅行』。作品にちなんだメニューを味わうディナー会では、市原さんがサプライズで登壇。観客との距離も近く、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。11日には『グッモーエビアン！』の上映があり、芸能活動30周年を迎えた大泉さんを祝うサプライズ演出が施され、多くの笑顔が生まれました。12日には映画『続・深夜食堂』や『劇映画孤独のグルメ』のサプライズトークも展開され、毎日新たな感動が繰り広げられました。

多彩な上映プログラム

上映会は札幌市内の各会場で行われ、国内外から集まった気鋭の料理人が参加した「世界料理学会 in FOOVIE」や、日本映画や地域映画祭に関するシンポジウムなども開催されました。料理人たちは、自らの料理哲学や情熱を語り合い、参加者との交流を育む貴重な時間を共有しました。

特に、フードイベント「サッポロフービーバル」では、50を超える飲食店が参加し、参加者は特別な料理とともに映画を楽しむことができました。豪華な入場特典やお得なプランで満員の会場が埋まる様子が見受けられ、地域の食文化を体験する貴重な機会となりました。

フェスティバルのクロージング

クロージングイベントでは、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭より、ダニエル・アギラルさんを招待して特別トークが開催され、映画『TETSU,TXISPA,HOSHI.』のジャパンプレミアも行われました。主催者の伊藤亜由美実行委員長は、参加者への感謝の意を表しつつ、今後の成長と発展を誓いました。

「北海道の方々に誇りに思っていただける映画祭として、次年度への思いを強くしていきたい」と語られた彼女の言葉が、多くの人々の心に響きました。

まとめ

この3日間のイベントには、延べ1万人以上の来場者が訪れ、食と映像のコラボレーションが生み出す新しいエンターテインメント体験を楽しみました。北海道の魅力を再確認し、次年度もさらに期待が高まります。来年の「北海道フービーフェスティバル」にもぜひご注目ください。日々の生活の中に、映画と美味しい料理が織り成す素敵な時間を見つけられることでしょう。