最果タヒが綴る宇宙の詩！新刊《星がすべて》と連動企画アート体験

詩人・最果タヒさんが新たに放つ詩集《星がすべて》が、2025年10月3日に発売します。この本は、星や宇宙にフューチャーした作品が詰まったものであり、彼の独特の世界観が色濃く反映されています。特に、全12星座を基にした詩とエッセイ、さらに月をテーマにした秘蔵作品など、多彩な内容が魅力です。

最果タヒさんは、子どもの頃から宇宙に関心を抱き、星座を見上げることが彼女の感情の根幹を成すことが多いと語っています。本書では、そんな星や天文現象を彼女の切なくも煌めく言葉で表現し、宇宙スケールで心に響く詩を楽しむことができます。詩のなかに込められた、静謐さと熱情が共存する世界は、読者に新たな感動をもたらすでしょう。

さらに、本書と連動して『詩のプラネタリウム』も東京で上映されることが決まりました。この特別な企画では、最果タヒさんの詩が朗読に合わせて現れ、夜空に煌めく星座のように幻想的な体験を提供します。詩の言葉が星空の中で浮かび上がり、鑑賞者を宇宙へと誘います。

このプラネタリウムの舞台装飾は、最果タヒさんの書籍や展示を手がけてきたグラフィックデザイナーの佐々木俊さんが担当。詩とグラフィックデザインが見事に融合し、一つのアートとして新たな魅力を生み出しています。

最果タヒさん自身の言葉を借りると、星は彼女にとって「美しい」の象徴であり、その感覚が感情の発端だと感じているとのこと。美しいと思った瞬間が、様々な感情の紐解きを助け、自らの内面を深く見つめるきっかけにもなると語ります。彼女にとって、こうして星をテーマにした詩集を形にできたことは、心からの嬉しさを感じさせるものです。

ここで紹介されている《星がすべて》は、彼女の独特な感性を感じることができる一冊であり、詩や宇宙に興味がある人々に是非読んでいただきたい作品です。そして同時に行われる『詩のプラネタリウム』も、ぜひ体験する価値があるでしょう。

上映詳細は以下の通りです。

- 日時: 2025年10月3日（金）～11月3日（月・祝）
- 上映場所: コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン®
- 詳細情報: こちら

最後に、最果タヒさんのプロフィールを簡単にご紹介します。1986年に生まれた彼女は、2004年から詩の創作を始め、2006年には現代詩手帖賞を受賞。その後も多くの詩集やエッセイ集を発表し、国内外から厚い支持を得ています。彼女の作品は、詩だけにとどまらず、小説やエッセイと多岐にわたるため、今後の活躍にも注目が集まっています。

この機会に、ぜひ《星がすべて》を手に取り、宇宙の美を味わってみてはいかがでしょうか。