体験型ミステリー
2026-05-28 11:38:20

忘れられない映画館の思い出を追う体験型ミステリーツアー『あの夏のさよなら』

忘れ去られた映画館の歴史と謎



2026年の7月、かつての名作映画が上映されていた神保町の小さな映画館が、解体の運命にあります。54年の長きにわたり、映画愛好家たちに愛されてきたこの場所で、UNROUTE Inc.による新たなストーリー体験型ミステリーツアー『あの夏のさよなら』が開催されます。これは前作『月明かりの書店と呪われた原稿』の成功を受けての第二弾であり、発表後あっという間にチケットが完売したことからも、その人気のほどが伺えます。

物語の概要



『あの夏のさよなら』は、参加者が主人公「ナツ」となり、過去の記憶や未解決の事件を辿る体験ができる没入型のミステリーです。物語の舞台は、1968年にオープンした映画館。ここで起きた館長殺害事件の謎を解くため、参加者は4年前、映画サークルに参加していた仲間たち「ハルオミ」と「ミフユ」との思い出をたどります。

映画館での最終上映会に参加するために集まったナツは、記憶の扉を開け、事件の真相に迫ることになります。3人の間に潜む愛と嘘の絡み合いを探りながら、元の生活へ戻ることができるのでしょうか。

ツアー内容



この体験型ミステリーツアーは、参加者がイヤホンを装着し、スマートフォンから流れる音声ガイドや小冊子に従って、映画館内を探索しながら物語を追体験するものです。ロビーや客席、階段下の集会室など、様々な場所を巡りながら、映画館の歴史や当時の様子を感じ取ることができます。解体前の現存空間をそのまま利用しているため、54年の歴史を感じさせる雑多な展示物が、かつての映画館の雰囲気を再現しています。

映像と音声、五感を刺激する演出



本作の魅力は、緻密に作り込まれたシナリオに加えて、五感に訴える演出です。参加者は、音声ガイドを聞くことで物語に没入しながら、同時に香りや照明の演出も楽しむことができます。香りの演出には、フレグランス調香を手がけるAblxsが担当し、各登場人物をテーマにした香りが展開され、場面ごとに異なる体験を提供します。

また、役者による生のパフォーマンスが織り交ぜられ、物語の世界に深く引き込まれます。特に、役者が参加者の身体に触れる演出は、通常のイマーシブシアターとは一線を画す新しい体験であり、参加者と物語の距離をほぼゼロに縮める試みとなっています。

開催情報



イベント名


ストーリー体験型ミステリーツアー『あの夏のさよなら』

開催期間


2026年7月17日(金)〜7月26日(日)全10日間

会場


岩波神保町ビル10階(東京メトロ神保町駅A6出口直結)

体験時間


約90分

料金


7,700円(税込)

形式


音声ガイド型ストーリー体験(スマートフォン・イヤホン必須)

公式サイトからのチケット購入は既に開始されており、再び話題となること必至のこの体験に、ぜひご参加ください。思い出の詰まった映画館で、あなた自身の物語を紡ぎ出す新たな冒険が待っています。


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