聴覚サポート導入
2025-11-12 16:36:24

聴覚に優しい接客を実現する「COMMUNICATION BOARD」導入

聴覚に優しい接客を実現する「COMMUNICATION BOARD」導入



株式会社オープンハウスグループが、聴覚障がい者とのスムーズなコミュニケーションを目的に、リーフレット型ツール「COMMUNICATION BOARD」を全国77拠点の営業センターに導入します。この取り組みは、2025年に東京で開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会」を契機とし、全てのお客様にバリアフリーな接客環境を提供することを目指しています。

デフリンピックを契機にした取り組み



東京2025デフリンピックは、聴覚に障がいのあるアスリートのための国際スポーツ大会で、4年ごとに開催されます。今回の東京大会は、日本で初めてとなるため、広く関心を集めています。オープンハウスグループは、同大会のトータルサポートメンバーとして協賛契約を締結し、社会貢献を掲げています。さらに、デフスポーツの魅力を広め、すべての人が個性を発揮できる社会の実現を目指して取り組みます。

「COMMUNICATION BOARD」の目的と機能



この新しいツールは、聴覚障がい者と営業担当者とのコミュニケーションバリアを解消し、接客満足度を向上させることを目的としています。指差し形式のリーフレットには、主要な接客シーンで必要となる質問や回答が網羅されており、両者が確認しながらストレスを感じることなく意思疎通できるような仕組みです。これにより、より良いサービスを提供し、すべてのお客様が快適に利用できる環境を整えることを目指しています。導入は2025年11月6日から開始されます。

社会共創活動「O-EN HOUSE PROJECT」



オープンハウスグループは、企業理念の一つとして「やる気のある人を広く受け入れ、結果に報いる組織をつくる」という姿勢を掲げています。この考えに基づき、社会共創活動「O-EN HOUSE PROJECT」を通じて、挑戦する人や組織を応援しています。具体的には、子供たちが体験を通じて探求心を育む「O-EN KIDS チャレンジ」や、ディスカッションを行う「O-ENフォーラム」を実施し、未来を担う人材の育成に貢献しています。

大会の概要と意義



「第25回夏季デフリンピック」では、70〜80ヵ国地域が参加し、12日間にわたって競技が行われます。会場は駒沢オリンピック公園総合運動場や東京体育館など、東京の重要なスポーツ施設が利用されます。この大会は、聴覚障がい者がスポーツを通じて自己表現する場を提供するとともに、一般社会への理解を深める機会ともなるでしょう。今後の取り組みに期待が寄せられます。

まとめ



オープンハウスグループの「COMMUNICATION BOARD」は、聴覚障がい者とのコミュニケーションをより円滑にするための重要なツールとなるでしょう。デフリンピックを応援しつつ、すべての人が快適に交流できる社会の実現に向けた取り組みが進む中、これからの動向に注目が集まります。企業が積極的に社会への貢献を果たす姿勢は、他の業界でも模範となることでしょう。


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