前田工繊、決算発表
2025-02-14 16:14:13

前田工繊、2025年度第2四半期決算を発表し増収増益を達成

前田工繊、2025年度第2四半期決算を発表し増収増益を達成



2025年度第2四半期(2024年7月1日~2024年12月31日)において、前田工繊株式会社は、非常に好調な業績を記録しました。東京都港区に本社を構える同社は、土木・建築資材や不織布を製造・販売しており、社会資本の整備に貢献している企業です。

決算の概要



2025年6月期第2四半期の売上高は32,530百万円となり、前年同期比で14.4%増加しました。利益面では、営業利益が7,152百万円(同26.3%増)、経常利益は7,224百万円(同32.0%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は4,939百万円(同31.3%増)と、全体的に好調な経営成績を収めています。

セグメント別の成果



ソーシャルインフラ事業


まず、公共工事におけるソーシャルインフラ事業では、盛土補強材の販売が回復し、それに加えて河川護岸材や海洋土木製品の販売も好調でした。この結果、売上と利益ともに前年同期を上回る成績を収めています。

不織布事業においても、特に自動車資材向けスパンボンドや医療・衛生資材の受注は堅調に推移し、売上と利益がともに前年同期比で増加しました。

さらに、獣害対策製品や園芸用ハウスを扱う「未来のアグリ株式会社」では、獣害対策製品の受注が堅調であったものの、農業資材が伸び悩み、売上は前年並となっています。また、天幕や帆布生地製品を扱う「未来テクノ株式会社」でも、一部大型案件での納入遅れがあったものの、防衛省向け製品の販売が回復し、全体としては前年を上回る業績を達成しました。

海外子会社である「MAEDA KOSEN VIETNAM CO.,LTD.」も、製品の拡充によって安定した受注を確保しており、良好な業績を維持しています。

インダストリーインフラ事業


次にインダストリーインフラ事業では、特に自動車用鍛造ホイールを製造・販売する「BBSジャパン株式会社」が国内外での販売が堅調であり、ドイツ子会社の「BBS Motorsport GmbH」も好調に推移しています。この結果、前年同期比で売上と利益はともに良好です。また、精密機器製造用ワイピングクロスを取り扱う「未来コーセン株式会社」も、電力料や仕入れ価格の高騰の影響を受けつつも、売上は回復を見せています。

最後に、インダストリーインフラ事業全体の売上高は13,759百万円(前年同期比25.3%増)、営業利益は3,399百万円(同61.3%増)と、非常に高い成長を果たしました。

今後の展望



前田工繊は、1972年の設立以来、地域社会の安心・安全を支えるさまざまなインフラ整備に注力してきました。今後も「ジオシンセティックス」の総合企業として、より安全で災害に強い国土づくりへの貢献を目指して、さらなる業務の拡大を進めていくことでしょう。

詳細は、前田工繊株式会社の公式ホームページで発表された2025年度第2四半期決算短信をご覧ください。


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