ヒュンメルとジェフユナイテッド市原・千葉が手話シャツでつくる支援の輪
デンマークのスポーツブランド、ヒュンメルが日本のサッカークラブ、ジェフユナイテッド市原・千葉と手を組み、新たな形での社会貢献を行っています。この取り組みは、手話デザインのチャリティーシャツの製作から始まり、得られた収益を聴覚障がい者のための支援に回すことを目的としています。
聴覚障がい者支援を目指して
昨年秋に開始されたこのプロジェクトでは、手話の要素を取り入れたシャツが制作され、千葉県立千葉聾学校への寄付や、一般社団法人日本ろう者サッカー協会への支援が行われました。特に、2025年シーズンの試合で、ジェフユナイテッドの選手たちがこのシャツを着用する姿は、手話が身近なコミュニケーション手段であることを多くのサポーターに広める機会にもなりました。
イベントは大変盛り上がり、デフサッカー日本代表の選手が招かれ、トークショーも実施されました。「心の旗を振ろう」というテーマを元に制作された手話シャツには、文字通り聴覚に障がいを持つ人々への思いやりが表現されています。表側には「JEFUNITED」が手話とアルファベットで描かれ、背面では「WINBY ALL」が手話で表現されています。
地域に根ざした活動
ヒュンメルとジェフユナイテッド市原・千葉の取り組みは、地域に密着し、実際に小学校を訪れて新一年生にクラブオリジナルの定規をプレゼントするなど、交流を促進しています。訪問した選手たちは生徒と手話を通じて触れ合い、次のステップとして、彼らを試合に招待することを提案しました。このように、フットボールを通じた心のつながりが、地域をより豊かにする取り組みとなっています。
デフサッカーの未来と目標
デフサッカー日本代表として活動する髙木桜花選手は、この手話シャツプロジェクトに寄せた熱い思いを語りました。彼女は、聴覚障がい者にもサッカーの楽しみを提供するこのシャツの意味を表し、今後はデフサッカーが更に進化し、注目を集めることへの期待を示しました。新たな目標である、2027年のワールドカップでの優勝を目指し、デフスポーツの認知度向上に努めています。
プロジェクトを通じ、多くのサポーターが参加したことへの感謝の気持ちも述べられ、引き続き活動の応援を呼びかけています。ヒュンメル自身も「スポーツを通して世界を変える」というビジョンのもと、スポーツの力で人々の心を繋ぎ、より良い社会を築くことに貢献しています。
今後の展望
ジェフユナイテッド市原・千葉は、サッカーの力を通じて心をつなぎ、セカイを彩ることを理念に掲げています。手話シャツを通じた活動は、その理念を具現化する重要な一歩となりました。フットボールの持つ力を再認識させ、誰もが楽しめるスポーツ文化の構築に貢献することが期待されています。これからも、ヒュンメルとジェフユナイテッドの活動に注目していきたいものです。