原宿発の自転車店がアビスパ福岡とコラボした限定モデルを発表

原宿発の特別な自転車、アビスパ福岡とのコラボが実現！

ジャンルを問わず多彩な文化が交差する街、原宿。その中心に位置する自転車ショップ「ONOWHEEL」が、Jリーグクラブ「アビスパ福岡」と手を組み、特別な自転車モデルをリリースします。店は東京都渋谷区神宮前3-14-17、baggage cafe market内にあり、原宿の文化とスポーツの融合を象徴するこのプロジェクトに注目が集まっています。

店舗とプロジェクトの背景

ONOWHEELは、兄弟が運営する自転車ショップで、90年代のロードバイクを街乗り仕様にカスタマイズするスタイルを提案してきました。兄のケンタロウは、サッカーに情熱を燃やし、社会人チームでプレーしているなど、スポーツを愛する人物。一方、弟のコウタロウは元ロードレーサーであり、イタリアでの大会出場経験を持つメカニックとして活躍しています。彼らの情熱が注ぎ込まれた自転車により、アビスパ福岡のサポーターへの新しい応援スタイルを提供することを目指しています。

限定自転車の詳細

今回発表された自転車は、老舗自転車ブランド「Fuji」の人気モデル「BALLAD」をベースに、アビスパ福岡のチームカラーをあしらった特注仕様です。三つのサイズ（43 / 52 / 56）が展開され、価格は税込¥118,000。受注期間は、2025年7月27日までで、納品予定は2025年12月から2026年2月にかけて実施される予定です。受け渡しはONOWHEEL店舗と福岡市内で行われるため、全国のサポーターにとっては待望の一品となることでしょう。

自転車での応援新スタイル

アビスパ福岡のホームスタジアム「ベスト電器スタジアム」へのアクセス手段として、自転車の利用を促進するためにこのコラボプロジェクトは始まりました。福岡空港からスタジアムまでは、徒歩では遠く、バスや車では渋滞が難点です。自転車での移動は新しい応援スタイルとなり、ファンたちが快適に試合を観戦できる環境を提供します。このアイデアは、ONOWHEELとアビスパ福岡のコラボの特徴で、サイクリングを通じたコミュニティの交流をも期待させます。

リリースイベントの開催

リリースを祝うイベントも計画されています。7月21日に行われるアビスパ福岡のホームゲームでは、福岡のシェアサイクル企業「チャリチャリ株式会社」とのコラボレーションで、スタジアムまでのサイクリングツアー『私をベススタに連れてって』を開催。ツアーで使用される自転車もアビスパとのコラボデザインで、福岡出身のイラストレーター火曜びが手掛けたビジュアルが用いられています。

イラストレーター火曜びの魅力

火曜びは80・90年代のノスタルジーを感じさせるデザインが特徴で、アパレルとのコラボやCDジャケットのデザインなど多彩に活動しています。彼女の感性が生きた自転車デザインは、さらにこのコラボを特別なものとしています。

このONOWHEELとアビスパ福岡のコラボレーション自転車は、サポーターにとっての新しいシンボルとなることでしょう。自転車での応援文化の定着を目指し一歩進んだこのプロジェクトは、多くの人々に楽しんでもらえる素晴らしい機会を提供しています。今後もこの取り組みから目が離せません。